みなさん、こんにちは
4月になって3年生になり学生生活も折り返しになりました
あと2年で世に放たれてしまうと思うと、将来のことを考えなくてはいけないなと思ったりもします
さて、私の独り言は置いておいて本題に入りましょう
3/27に富士通スタジアム川崎で
家族で学ぶ「リアル防災訓練supported by アンカー・ジャパン」が開催されました
今回はこのイベントを写真と一緒に振り返りたいと思います。
【開会式】
開会式では今回のイベントの説明、株式会社タフ・ジャパン鎌田様より避難時の注意事項についての説明のあと、参加者全員でしっかり準備運動して訓練に臨みました
１.逃げる力
みなさん、津波のスピードはご存知でしょうか
今回は実際の津波の速度である30㎞/hを再現するために、川崎競輪の競輪選手に30㎞/hで自転車をこいでいただきました
みなさん想像を超えるスピードに驚きつつ、追いつかれないように精一杯走っている姿が印象的でした
2.持ち上げる力
災害当日瓦礫に挟まれている方がいるかもしれません。
その際に瓦礫の持ち上げ方を知っているか知らないかで人を助けるか助けられないかに関わってきます。
今回持ち上げる手段としてバールとジャッキを体験していただきました！
シルバースターの選手5人でやっと持ち上げることができる重たいレカロベンチを子どもたちがジャッキを使って持ち上げるたびに嬉しそうにしていました
3.運ぶ力
車椅子を利用している方は一人で階段を上り下りすることが困難です。
車椅子を利用している方も避難できるように周りの人と協力して車椅子の方を階段上部・下部に運ぶ訓練を「JINRIKI」を使用して行いました
みなさんはじめましての方同士でもお互いへの声掛けがしっかりできていて、日本の未来は明るいなと思いました
4.判断する力
防災は実際に訓練をして備えるだけではありません。
災害時にどのような判断が適しているのかを瞬時に見極める力とそのための知識が必要になります
今回は「ヤフー防災模試」を使って判断力を鍛えました
ブログをご覧のみなさんもぜひチャレンジしてみてください
5.ぶら下がる力
避難するときに思わぬ形でぶら下がったり、高いところから降りないといけないことがあるかもしれません。
そんなときのために今回はスタンドからフィールドに降りるという富士通スタジアム川崎ならではの体験を行いました
普段できないこと（どちらかといえばやってはいけないこと）をしているみなさんの目が輝いていました
6.消火する力
こちらは川崎消防署の皆様のご協力のもと水消火器を使っての消火訓練を行いました🧯
また煙体験テントでの体験を予定していましたが、新型コロナウィルス感染予防の観点から代替の目隠しをしての体験も行われました
身近にある消火器ですが、方法を理解していても実践する機会は少ないと思います。この機会に消火器の使い方を今一度確認してみてください
7.救助を呼ぶ力
今回の体験では救助を呼ぶ方法の一つである「ホイッスル」を紙で作る体験を行いました
多くの方が出来上がった紙ホイッスルをみて、「本当にホイッスルができるんだ！」と驚かれていました
ちなみに私も作ってみましたが、風を切る音しか聞こえませんでした
8.アピールする力
遭難した時に救助隊に自分はここにいるよとアピールする力が求められます。
今回は2チームに分かれて対決形式で行いました。
勝利したチームにはアンカー製品がもらえる抽選権を得ることができ、気合十分
どちらのチームも「SOS」の人文字を作成していましたが、協力し合い「より綺麗に文字が作れていた」「より大きな動きがあり遠くからでも見つけやすかった」などが勝敗の要因だったとのことです。
【閉会式】
集合写真
人文字でANKERを作成し、空撮しました
振り返り
芝に寝転びながらリラックスした状態でイベントを振り返る時間を設けました
今日初めて会った人同士で、家族で話し合う姿を見ることが出来て、とても嬉しかったです
いかがでしたか
今回のイベントは一次避難、二次避難時に必要となる「8つの力」をテーマに実際の災害を想定しながら楽しく体験できるリアルな防災訓練を体験していただきました
また普段関わる機会が少ない川崎競輪の選手や川崎消防署の方、シルバースターの選手との交流もできたと思います
さらに各グループにシルバースターの選手一人が一緒に参加し、最後記念撮影をしたりグータッチをしている姿がみれて、胸が熱くなりました
これからも富士通スタジアム川崎では様々なイベントを行っていきたいと思います。
みなさんのご参加お待ちしております
富士通スタジアム川崎 蓜島