中学3年生 ラストマッチ | 富士通スタジアム川崎オフィシャルブログ Powered by Ameba

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川崎フロンターレにとって初となる「富士見公園南側」及び

 

「富士通スタジアム川崎」の「指定管理業務」の6年目が

 

今月末で終わり、

 

4月から7年目がスタートします。

「アメリカンフットボールを活用したまちづくり」という

 

川崎市が掲げるミッションを、川崎フロンターレらしいやり方で

 

遂行するだけでなく、

 

サッカー、ラクロス、アルティメット、ラグビー等、

様々な競技大会、スポーツイベントを招致、開催し、様々な競技者、

スポーツを愛する市民の皆様にご利用いただいてきました。

しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、世界中、日本中、

そして、富士通スタジアム川崎でも多くの大会やイベントが中止となりました。

例年、富士通スタジアム川崎の1月から3月の3か月間は

 

「アメリカンフットボール」の小学生からシニア層まで

 

様々なカテゴリーの大会が開催される

「アメフトのまち川崎」を象徴する期間なのですが、

こちらも今年は多くの大会開催が見送られました。

そんな状況の中、今日、3月21日(日)、

 

関東のアメリカンフットボールチームの中学3年生による

 

「関東中学生オールスター戦」が開催されました。

元々、今日は「東西のアメリカンフットボールの中学生選手による交流戦」

 

が予定されていましたが、新型コロナの状況を鑑み、

 

「関東」の、そして「中学生3年生」に対象を絞った大会となりました。

ジュニアシーガルズ
川崎グリーンライズ相模原
川崎オレンジジュニア
世田谷ブルーサンダース
足立学園中学校
佼成学園中学校
浅野中学校

の7チームの中学3年生達が出場しました。

観戦は、保護者と一部の関係者のみ、可となりました。

中学3年生にとっての最後の1年間は、先行き不透明な中、

 

活動が大きく制限され、多くの大会が中止となり、

 

とても辛いものだったに違いありません。

だからこそ選手の皆様は、この試合に特別な思いで

 

臨んだのではないでしょうか。

また、この1年は、多くの学校、教育現場では保護者による

 

行事の見学、参加が制限され、

卒業式の出席さえも人数制限された現場が多かったようです。

だからこそ保護者の皆様にとっても、この試合を観戦することで

ようやく「晴れ姿」を見ることが出来たという方も多かったことと思います。

試合は昨夜から続く大雨、そして強風と言う悪条件でしたが、

選手の精一杯のプレーの連続にスタジアムは大きな感動に包まれました。

 



ラストマッチの余韻が残る、試合後のスタジアムの外では、

選手やコーチによる挨拶、チームメイトとの最後の集合写真、

 

親子の記念撮影、等、

思い思いに名残りを惜しむ姿が見られました。

富士通スタジアム川崎は小学校から社会人、シニアまで、

 

アメリカンフットボールの全てのカテゴリーの試合会場です。

 

今日出場した中学3年生が、ここに戻ってくる日は

 

そんなに遠く無いのではないでしょうか。

 

その日を楽しみに待っています。

新型コロナ感染予防対策をとりながら開催に向けご尽力いただいた

 

関係者の皆様、本当にありがとうございました。

今日の試合は、富士通スタジアム川崎にとっても

 

2020年シーズンの「アメリカンフットボール」の

 

ラストマッチでもありました。

一日も早く、スタジアムが満員の観客で溢れる日が戻ってくることを

 

願っています。

もちろん、その為に我々も努力を惜しみません。

引き続きよろしくお願いいたします。

 


富士通スタジアム川崎 田中育郎