8月15日、香春町では夏の一大イベントである盆踊り大会が開かれます。

これは、戦国の昔、豊後の大友宗麟から攻め落とされ滅んだ城主一族、そして戦いで犠牲になった多くの人の霊を慰めるために行われたのが盆踊りの起源といわれています。

天険の地を利用した名城・鬼ケ城は大友の大軍にもびくともしません。
一計を巡らせた大友の軍師は、山城故水の便利が悪いはず、水路を破壊すれば必ず落城するはずと考え、間者を香春の里へ送り込み、秘密の水路を発見、水の手を切り攻め落としたという伝説をもとにした口説きに合わせて踊られます。

太鼓と三味線に合わせた優雅な踊りは一見の価値があります。
筑豊の名山・香春岳のふもとで繰り広げられる夏の一大絵巻にぜひおいでください。




今年からは、物語の主人公である清瀬姫にちなみ、かつてお城があった香春岳のふもと、香春町役場前広場に舞台を移して行われます。

清瀬姫は香春の人に古くから慕われ、そして恐れられてきた伝説のお姫様です。
清瀬の名前は現在も清瀬橋、清瀬橋交差点、そして清瀬川と名前を残しています。

清流 清瀬川のほとりで繰り広げられる優雅な盆踊りをぜひお楽しみください。
当日はカラーレーザーと特殊効果演出による〝清瀬姫の夜〟というイベントも計画しています。

なお、駐車場等については後日、詳しくお知らせします。