昨今物価高、インフレが顕著になってきて、賃上げも話題になっています。

企業によっては、社会情勢を反映させた賃上げをする企業もあるようですが、これは正直本質ではないのかなと思っています。

原材料費等も上がっているので、値上げをして売上を上げて給与も上げてという感じなら良いと思うのですが、もし従業員の生活が大変だから賃上げをするという考え方なのであれば、ビジネスというよりお小遣いの感覚です。

 

私の本業の不動産営業でいうと、この類の話はあまり出てこないように思います。

というのも、不動産営業は基本的には歩合制で、歩合制といっても固定給がある場合が多い(固定給なしのフルコミッションもあり(歩合の割合が結構高い))のですが、自分の成績に応じて収入が決まります。

なので「物価が上がっているから私の給与も上げてほしい」という感覚はありません。

自分次第で収入を上げられるからです。

プロ野球選手のようなアスリートに近い感覚です。

 

今回賃上げが話題になった時も、社内では「そういう契約してなきゃ無理じゃない?」という話になりました。

不動産営業や金融系の営業もそうだと思いますが、歩合のパーセンテージやどのような時に対象になるか等、きちんと事前に話し合いをします。

会社から自分への給与の支払いがどのようなルールになるかは、雇用契約の肝です。

 

営業職以外の方は歩合もないでしょうし、一般的には給与テーブルも分からない、見せてもらえない方が多いのではないでしょうか。

それでは自分次第で収入を上げることは難しいですし、それでも会社が賃上げしてくれれば良いのかもしれませんが、自分と会社がどういう契約を結んでいるのか、給与のルールはどうなっているのかを認識しておくという事は非常に重要だと思います。

 

ちなみに私も前職で期待した評価を得られず、給与が下がりました。

評価自体は他人が決めることなのでそこまで不満はありませんでしたが、この「他人が評価するという環境」に身を置いている限りこの問題は解決しないと思い、より自分次第で収入を変えられる可能性が高い実家の会社(川の手不動産)に入りました。

 

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