現在の40代と20代の特徴の違いを表すのに、リセット世代とオートセーブ世代という表現を目にしました。

これはそれぞれの世代が遊んでいたゲーム機やパソコンで、不可抗力やうっかりでリセットされてしまった経験があるかどうかという話です。

リセットというのは、自分が残したデータが消えてしまうことで、一定以上の年齢の方は、誰しもが経験があるのではないでしょうか。

 

昔のゲーム機ファミコンは、ちょっとしたことでゲームが強制終了されてしまい、データも一切残っていないという事が良くありました。

またRPGでは、やたら長いパスワードを紙に書き写して(今のように手軽に写真も撮れないので)、それが一致せずにゲームを再開できないなんてことも。

またパソコンのワードやエクセルデータも、保存し忘れや不具合で長時間かけて作成したデータが一切残っていないなんてことを、経験した方も多いと思います。

 

一方技術の進歩でそのような事はある時からほぼなくなり、若い世代の方はこのような経験があまりないようです。

これは非常に喜ばしい事(一生懸命作成したデータが無慈悲に失われることで良い事はないですからね)ですが、人の性格に影響を及ぼしているという見方もあります。

 

人生においてはリセットというのは時には必要ですが、なかなか簡単に受け入れられるものではありません。

その時に強制的にリセットされてしまった経験が子どもの頃からある場合、その経験はバカにならないと言われています。

 

とはいえ、リセット世代が損切りが得意で、あっさり切り替えて前に進めるかというとそんな事はなく、環境が重要になってきます。

子供の頃のファミコンのリセットも、当時は深刻でしたが、しばらく経つと大して気になりません。

リセット世代はせっかくの経験を生かして、人生で何かをリセットすべき時には、ファミコンのリセットを思い出して前に進む後押しにするのも手かもしれません。

 

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