先日の会社と学校の違いという投稿で、分かりづらい部分があったようなので、頑張って補足してみようと思います。

 

学校というのは、皆さんイメージしやすいと思うのですが、予め何を勉強するかというカリキュラムが定められていて、日々の時間割に落とし込まれています。

定められた科目、単元を勉強して、定期的に試験を行います。

要は問題を用意されて、解き方を教えてもらい、それを練習して自力で解けるようにするという流れです。

用意された問題を解けるようになればOKです。

 

会社に入っても、最初は上司や先輩の頼まれごとを引き受けるケースが多いので、指定された課題をこなすことは学校と似ているようにも思えますが、全体像を見るとと全く違うのです。

 

世の中には様々な社会課題があります。

困ってはいないけど、こうしたらより便利になるという類いのものもあります。

日常のお困りごとを解決できれば、ビジネスになります。

 

しかし学校と違って、問題が予め用意されている訳ではありません。

入社した会社は、既に何らかの問題解決にあたっているので、問題が用意されているようにも思えますが、それはその会社の歴代の方々が頑張って作り上げたものです。

東奔西走してどこかから仕事を取ってきたのです。

 

そして自分達で作り上げた問題なので、試験の問題集のように模範解答がある訳ではありません。

当然テキストに解き方が書いてある訳でもありません。

問題も用意されていない、解き方もない、そして模範解答もないのです。

そう聞くとすごく厳しいように感じてしまいますが、視点を変えるととても自由でもあります。

これをやらなければいけないという指定された問題を解く必要はないのです。

(会社内では業務を指定されると思いますが、ビジネスの全体像の話です)

会社内で出世すれば自由度は増しますし、そもそも会社に属さなければならないという訳でもありません。

 

もちろん最初は自分の裁量で仕事をすることはできないと思いますが、そういった視点を持ちながら自分の仕事をこなし、同時に会社全体、社会全体にも目を配ると、余裕ができて同じ業務でも面白く感じるようになってくると思います。

 

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