会社員、いわゆるサラリーマンの方は、自分自身のお客様はいないという認識が強いと思います。
認識というより、実際に自分自身のお客様はいません。
個人事業をやっていると、自分自身の常連客がいたりして、そうでない方からすると凄いなと思うかもしれません。
会社員ですと自分の会社の取引先がお客様という感覚があると思います。
お店で働いている方は、お店に来てくれるお客様が、自分のお客様だという感覚が強いはずです。
特に担当者になると尚更です。
ただ厳密に言うと、お客様はそのお店のお客様で、担当者はお店を代表して対応に当たっている形です。
私は会社員やお店のスタッフの方のお客様は、会社やお店だと思っています。
その人個人に毎月数十万円を支払っているお客様です。
そう考えると、自分にお金を払ってくれるお客様に、その金額に見合ったサービスを提供できているか、という視点になります。
「こんなに貰っているんだから、もっと価値を提供しなきゃ」と思う方もいれば、「もっと沢山貰わないと割に合わない」と思う方もいるでしょう。
同時にお客様(会社やお店)が、自分に求めているものは何だろう?という想いも湧いてきます。
個人でお客様を持っている人の方が、お客様の事をよく考える傾向がありますが、会社やお店を自分のお客様と捉えると、それに近い思考回路になる気がしました。
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