川の手不動産は昨日で仕事納めでした。

本当は昨日は通常業務はしない予定でしたが、最後まで問合せや対応に追われました。

それでも何とか良い形で纏められ、掃除、ミーティング、忘年会も予定通りできました。


今年の9月から妻が入社し、体制が少し変わりました。

昨年も社員が増え、人数が増えた分コストもかかりますが、やれる業務も増えます。

人数が増えたからといって引き合いが増える訳ではありませんが、人数が増えた分だけ案件が増やせるよう日々試行錯誤しています。


振り返ってみると、少しずつではありますが、今までやれていなかったことに手を付けられ、そこから売上に繋がる様なケースも出てきました。

来年はこの流れを更に進めたいです。


やれる事が増えて難しい事の1つが、今までやっていたサービスをより丁寧にやってしまうという罠です。

不十分だった部分を補完するのは良いことですが、必要以上にやってしまう(時間をかけてしまう)と会社にとってはマイナスになる事もあります。

毎月固定の給料を払うので、時間=コストです。

利益=売上−コストなので、コスト(=時間)をかけて売上が変わらなければ利益は下がります。


また時間をかけてサービスの質を良くしても、同じ価格だと多くのお客様は、本来の価格以上の価値だとは感じません。

商売において、サービス提供とお金の支払いは等価交換という認識があるからです。


とはいえサービスを手厚くしたんで、値上げしますとも簡単には言えません。

当社は形の無い無形のサービスを売っているので、尚更です。

無形のサービスを売る場合、サービス提供者(お店)がサービスの質を大幅に上げたとしても、お客様に伝わらず自己満足に終始するというケースがよくあります。


自分が良いと思った事とお客様が良いと思う事は、ビックリするくらい違います。

お客様の求めるものを、きちんと見定めないといけません。

来年は新しい事に力を入れていきますが、時間をかけてサービスの質を上げたものの、お客様の満足度は上がらず利益は下がってしまう、というスパイラルに陥らないよう気をつけたいです。


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