昨日の記事の続きです。
以前は憧れの職業だった。

私も憧れた先生、感謝している先生は数人いますが、その方々に共通しているのは、

「自分の為に良く叱ってくれた」
「一人の人間として見てくれていた」

いわゆる恐い系先生でした。

勉強の教え方が上手だったとか、当たり障りのない優しい?先生は尊敬などは特になく、記憶にも残っていません。

今はそういった恐い系の先生が少なくなってしまったようです。


モンスターペアレンツの出現や教員への体罰のルールと教員が本当に体を張って子供たちの教育ができないというのが原因のような気がしています。

(体罰賛成派ではありません)

取り分けPebyの保護者はもっときちんと叱ってくれる先生に好印象を持っていますし、Pebyがよく言われる昭和っぽい感じがいい!といわれることもあります笑

また元教員の方で弊社の教育方針に賛同してくれて教えに来てくれる先生も多いです。
(私の中学の母校で教えていた先生が偶然にも面接に来られた時は驚きました。)

昔と比べて教員の仕事が変わったのは、
子供とその家庭に対して
強いマネジメントが出来なくなり
モンスターペアレンツの対応が増え
子供への不十分な教育ができない分問題が広がる
格差社会の広がりにより対応が二分化している

などが挙げられると思います。

もちろん英語やプログラミングといった新しい事を導入する必要もありますが、これは昔からあったでしょうし、普通の企業で仕事をする上ではあれば当たり前の話です。

また部活動の顧問の先生の残業問題。

昔は当たり前のようにやっていましたが、
働き方改革などでもっときちんと残業代を払うべきであるというようになりました。

今と昔では、
仕事の内容はあまり変わっていないが、
時代の背景によって少しづつ環境や世論が変化をしているのに対してテコ入れをしてこなかったのが教員という仕事だと思います。

憧れの職業にするには、やはり

制度改革
・教員の指導方針の変革
・教員の権限の見直し
・残業の賃金制度の見直し

をしてから、

賃金のアップ
(憧れの職業にするには手っ取り早い??)

それに見合う質の高い先生の確保と研修制度でしょうか??

そういった意味でも、
新卒の教員採用をやめて民間で働いてた人だけを採用する制度(他の業界でもあります。)や
民間との連携(授業の仕方や部活動の委託など)が必要だと感じています。

学校の先生が憧れの職業になり、
優秀な人材が教員にるという好循環は
未来を作る国にとって、とても大切な施策だと思います。