プロペラ機で福岡空港から奄美大島に来ました。

東京から到着の先生方と合流し、奄美自然観察の森とマングース防除事業の現況を視察しました。
その後、奄美市役所で地域問題を聴取して意見交換をしました。
偶然にも市町村長の会合が開かれていたということで、夕食懇談会では奄美大島の首長の方々から貴重な話を聞けました。

ところで、マングース防除事業ですが、ハブの駆除を目的に1979年に30頭が放獣さら、2000年には約1万頭に増えてしまったとのことです。

実はマングースは昼行性で、ハブは夜行性。
当初の目的だったハブを食べることなく、特別天然記念物のアマミノクロウサギが襲われて、絶滅の危機に瀕してしまったそうです。

そんな根本的な事実に誰も気づかなかったのでしょうか。
ようやく全頭駆除が視界に入ったそうです。
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