朝7時発の新幹線と在来線を乗継ぎ、陸路で移動して、佐賀県で行われた九州精神科病院協会各県理事合同研修会に出席しました。

精神医療の現場で起きている様々な問題点を情報交換する会合で、年2回、九州各県持ち回りで行われています。

私も30代で理事の末席に加えていただいて以来、九州を何周かして、貴重な経験を積ませていただきました。

そして、現在は前参議院議員の西島英利先生と共に、政治的な話をする立場になりました。
今回の主な議題は、消費税、そして運転免許証などです。

薬を服用することで、症状が安定し、就労可能になっている方は沢山おられます。

一方でPL法などの関係から、ほとんどの薬には「服薬中は機械の操作をしないで下さい」と記載されています。仕事を解雇される不安や、運転ができなくなる不便さを考えて、服薬を中断し、病状を悪化させてしまう方もいます。医師も安易に診断書を書くことができません。

もし、薬を服用中に事故が起きれば、場合により、処方した医師の責任が問われかねません。

最終責任者は公安委員会ということになっていますが、現場の医師としては、もっと強固な法的裏付けが望まれます。
難しい課題です。
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