本日は私を応援してくださっている先輩医師、原速粕屋医師会専務理事を訪問させていただきました。
土曜日の外来診療中の貴重な時間を割いていただき、有床診療所の現状をヒアリングしました。

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先日、我が福岡県では有床診療所火災において10名の方がお亡くなりになる痛ましい出来事がありました。
有床診療所は「歴史的使命を終えた」などと言われたこともありました。
しかし独居高齢者が多くなっている我が国にあって、病院で高度医療を受けた後、帰宅前のフォローや、身近な入院施設として、地域医療の相当な役目を担っています。

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先月の衆議院予算委員会で安倍総理が「地域に密着し比較的低コストで良質な医療を提供する重要施設」と答弁し、同じく田村憲久厚生労働大臣も「地域医療の受け皿であり、在宅医療の拠点にもなる。」と答えたことが報じられています。
我が国が世界に誇れる国民皆保険制度を守ることは大切です。
しかし、身近に医療機関がなくなれば、フリーアクセスも意味を成しません。
原先生からは緊急アンケートの中間まとめを解説いただきました。
私が感じていた問題点と概ね一致し、裏付けにもなりましたので、さらに精査の上、国政の場で議論したいと思います。


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原先生は診療所の前に私の看板も掲出いただき、大変に心強く、ありがたい先輩でもあります。