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昨日の記事
にはいろいろとコメントをいただき
ありがとうございました。
私は幼稚園児の母として、また幼稚園教諭・保育士を目指す
学生さんに指導する者の一人として、
生活発表会に対する率直な感想を
書かせていただきました。
昨晩その話を母としていたら、
「子供の教育は親の責任で、
幼稚園の先生の責任ではない」
と晩酌後の母に言われてハッとしました
(注:私はシラフ)
母は私たち子ども3人を幼稚園へ行かせたとき、
「嘘をついたり人を傷つけたりしていないか、
それだけをしっかりと見ていただきたい。
もしそんなことをしたらすぐに知らせてください」
という事だけを先生方にお願いしたそうです。
先生に子どものしつけも教育も、
全部任せるのでちゃんとやってください、
と思うのはおかしいし、
たくさんの子どもを一度に見ている状況で
第一それは無理だ、
とのこと。
確かに、親が自分の子どもの教育を
園や学校に全部やってもらおうと思うのは
責任放棄とも言えるかもしれません。
それに、母いわく、
「あんたは音楽の専門家やから
気になるかもしれんけど、
普通の人には
生活発表会での先生のピアノのレベル
なんてわからへん」
だそうです。
まあ、それはそうでしょう。
私はごく一般的な幼稚園に、
音楽的に難しいことを期待しすぎたのか
そんな事がずっと頭から離れなくなってしまいました。
振り返ると、確かに私自身も幼稚園や小中学校の音楽の先生に
何も難しいことは期待していなかったのは事実です。かわいくない子
幼稚園の時、
「なんでこの先生はメロディーがどう変わっても
左手はドミソ以外の和音を弾かないんだろう」
と思っていたし、
小中学校の音楽の授業は
「自分のピアノのレッスンで習わないような歌やリコーダーを
習っている=趣味でいろんな音楽に触れているだけ」
という認識でした。
かと言って、決して音楽の先生を尊敬していなかったわけではありません。
では先生の役割は何?
それは、
「子どもたちを人としてちゃんと導くこと」
なのかと。
私たちピアノの先生は
音楽的な指導を任されているのですから
そこはしっかり責任を持って教えなければなりませんが、
人として大事なことを教えなくてもよい、
というわけではありません。
という事は
基本の教育=親がする
人としてちゃんと導く(その中で音楽やその他の活動も指導する)=園や学校の先生
専門的に音楽の指導をする(その中で人として大事なことも教える)=ピアノの先生
みたいな感じになるのでしょうか?
もちろんこんなことをはっきり分ける必要はないのですが、
今の私の頭の中を整理するには
このように考えるとスッキリするのでした。
母の言葉にいろいろと考えさせられ、人生の先輩としてまたひとつ大事なことを教えられた、
そんな一日でした。
・・・頭が上がらない。
川西市・猪名川町 村上ピアノ教室
村上ゆかりでした。
教室紹介動画が3本できました。
よかったら見てください
3本目 (英語です。さらにご注意ください)
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