良い写真とは | 七色の風

七色の風

AKB48の岡田奈々と岩立沙穂、村山彩希の記事を中心に、
その時々で感じたことを本音で語ります。
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なかなか難しいテーマである。自分が良いと思っても他の人から見てそうでないことはあるし、自分が特に良いと感じない写真に、『これいいね』と言ってもらうこともある。例えばこの写真。



川根路の詩



朝の空気感が出ていて、自分では満足の一枚。『いいね』と言ってくれる仲間も多いのだが、ふーん、という反応もある。人によって好みが違う、といえばそれまでだが、何か釈然としない。結局、自分がいいと思うものが『良い写真』なのか。


大学1年生の時、学園祭の写真展の人気投票(一般のお客さんのアンケート)で、私の写真が、全体で2位、モノクロで1位だったことがあり、無上の喜びを感じた。数年前、会社で『鉄道写真展』を開かせてもらった時にも、一般の人の感想を重んじた。つまり、私にとって『良い写真』とは、写真にもその題材にも興味のない人が『これはいい』と言ってくれる写真なのだ。念のために断っておくが、絵葉書的なものを想像してもらっては困る。彼らの目はそんなに甘くない。むしろ、鉄道写真なら鉄道車両そのものの魅力が通じない分、シビアである。桜とSLがきれいに写っていればいいわけではない。


率直に言って、私は人に写真を見せるのが大好きである。ブログを始めたのも、プリントを重要視するのもそのためだ。うまく撮れたものを自慢したいわけではない。どう思うか、どう感じるか、を知りたいだけだ。鉄道が好きな人にもそうでない人にも…。趣味の人にしかわからない写真なんて、私には価値がない。


さて、明日から川根。いいものが撮れるだろうか。