時期が時期なのでしょうか、埼玉県内で最近多く行われている学校説明会
そんな学校説明会の実施後多くの学校で別室にて先生と対面でお話ができる個別相談会が行われますよね。
もしその個別相談会に参加するのであれば、皆さんだったらどんなお話をしますか
それが私立高校であれば主軸となるのは確約ですから話すことは大方決まっています。
確約をとってからちょっと心配事や世間話をする程度であくまでもメインはほとんど決まっているのが私立高校です
さて、その反面公立高校の個別相談会ではどんな話をするのでしょうか?
最近行われた川越南高校の相談会の場合、多かったのは部活動なのですね
たとえば部活動の雰囲気など、高校生活の大半を過ごすことになる部活動に対する不安が多いのですよね。
その他にも、やはり生徒側の不安材料はやはり入学してからのことであります
一方で保護者側から多かった質問は我が子の現状に対することでした。
なかには公立高校でも確約が取れると勘違いしている人もいましたが、入れるかどうか不安なことは不安ですよね。
(確約が取れると勘違いした原因がこのブログにあるなら謝罪案件なのですがね…
)
そのため、少なくとも川越南高校に合格するために必要な成績は教えてほしい人も多いかと思います。
しかし、中学校の成績について高校の先生に質問するのは賢明なことなのでしょうか
高校の先生に質問したところで、高校の先生が辛うじて知っているのは3月の学力検査や通知書だけです。
北辰テストや模試の成績を出したところで高校の先生はどんな偏差値なら合格できるのかなんて知らないため、正直なところテストの成績を出すはお門違いな話なのです
また、中学の通知表を出されたところで135点分ある肝心な3年生の成績がまだ出きっていないため、これも出したところで的確な返事はいただけないと言って良いでしょう。
そのため、高校の先生も成績のことを聞かれたらテスト7割程度、成績オール4より少し下と足並みをそろえて比較的冷たくあしらっているようです
では、成績の話は本来誰にすべきことなのでしょうか
…実のところ、成績について不安や質問は塾講師に話した方が良いのです。
学習塾の場合、北辰テストの成績や通知表、合格分布など、基本的に高校の先生も知り得ないデータを豊富に揃えています
しかも、学習塾の場合はより上位校への進学を目指すためにサービスを提供しているため、成績についての不安や質問などのケアも手厚いです。
つまり、成績について質問するなら塾講師に相談した方が、現実的で詳しいお返事をいただけるのですね
そのため、公立高校の個別相談で質問する内容は基本的に高校についてやその先の進路についてなど、高校に入ってからのことを質問するのが良いでしょう。
とりあえず、高校進学後の期待と不安でいっぱいな受検生本人の気持ちを遮ってまで成績という現実的なことを質問するのは意味がないことを理解していただければ幸いですね
