御託を並べる前にすべき事。 | 生野区南巽の元高槻かわむら歯科院長の元気の出る!ブログ

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どんなことでも前提としての定義が有り、そこからスタートしないとおかしい。
僕は昔から常識を疑う性質が有り、本質はなにか?が知りたかったと。
別に子供時代からそうなんで、これは親の影響や友達や先生から習った訳じゃなく、
自然発生的やと。自分で意識しだした記憶の一番古いのが4年生ぐらいかな?

本質と枝葉


作文でウケを狙って、亀は一歩一歩は遅いが確実に前に進むみたいな文章を
ウサギとカメの寓話の丸パクリなのに先生にエラく褒められたと。
てか、やっつけ仕事。めんどっちいからパクったと。逆に僕は引いたと。

ちょろいもんやなぁと。ウケ狙いですやんやと。点数稼ぎですがなと。
詰まりは本質ではないし、僕の本当に書きたいことじゃない。そういう裏をわからず
評価されても困ります。

本質と枝葉では根本的に価値が違うし、テクニックで誤魔化すのはベテラン投手が
変化球で目先を変えて、球の遅さを騙くらかす手練手管。
それは勢いのあるストレートが投げられないから仕方無しに生きる術を身に着けた

だけ。

そういう事やと、僭越ながら。

本質を議論せず、枝葉に終止したところで結論は得られない。悲しい哉、日本では
言い回しがどうとか、揚げ足取り合戦が議論と勘違いされているのをよく見かける。
典型が朝まで生テレビ。まぁ、あれは出来レースのプロレスなんで、真剣勝負とは
程遠いし、見終わった後、徒労感は半端ない。

まぁ典型例なだけで日常でも政治の世界でも無駄なやり取りを日本人を長らくしてると、そこかしこで見受ける。アホちゃうかと。何を無駄な時間過ごして、国民の血税を毟り取って能書き垂れとんねんと。アホくさ。だから僕は政治に興味を失って

いる。

税金の使い方なんて国民の最大公約数的な幸福を目指すべき。
詰まりは大前提が抜けてる。スタート地点から間違ってるわ、目指すべき方向性が
明後日に目が向いてるから、ゴールは当然悲惨なことに・・・。

歯科治療では順番が明確に決まっており、初診で来られた患者さんの主訴や願望を
お聞きし、それに沿うべく治療計画を僕らが明示し、納得されたら即治療。

まずは一番お困りの痛みであるとか、見た目であるとか、噛めないとか、
入れ歯が壊れた、歯が抜けた、かぶせが取れたなどなどを最初に解決し、
言わば応急処置を施して、次回以降の本格的な治療に入る。

患者さんが望む一番のゴールをお聞きし、スタート次点を決定する。
何より大事な痛みを失くすことが最優先だし、その後も次に問題になる歯を治す。
個別に事情や金銭面での問題もあるし、歯科知識の高さであるとか、価値観である
とかをすり合わせて、ベストじゃなくてもベターを目指す。

一本筋の通った道筋があるからこそ、どんな患者さんでも対応できますし、
プラス生活習慣の改善であるとか、食生活、ブラッシング指導などの医患双方の
二人三脚での予防的アプローチも大事です。なんせ長期的なお口の健康状態の
保持増進には自助努力は欠かせません。

虫歯も歯周病も感染症なんで、感染リスクを如何に防ぐかが肝。ソコも外せない。
予防に勝るものはない。医者要らず歯医者要らずが国民の健康にとっては
目指すべき高みやと。それを前提にしないと何も始まらない。

しかも無理なく継続性があるような方向性を示さないことには、患者さんも
三日坊主になりがち。治療中だけ熱心じゃ意味ない。当たり前に歯を磨いて頂き、
よろしい生活習慣を継続していただくのが大事。刹那的じゃ駄目。

毎日、意識しないで起きたら顔を洗って髪をとかす感覚にしないと意味ない。
詰まりは原点として目指すべきゴールのための方向性を指導しないと

予防は続かない。

正直言って僕は歯間ブラシやデンタルフロスを使った指導は好きじゃない。
そんなめんどっちいことを勧められた患者さんの身になれば答えは自明じゃないかと。歯ブラシ1本でエエと。それもテクニカルなことを教えるよりも、その人が継続できるレベルの指導が良い。

出来ればメンテナンスに来て頂けるシステムがあって、無理なくブラリと馴染みの
喫茶店に入るかの如くな自然な感じで、歯科医院の重い扉を開けて頂けるような
お気楽さがあれば最高やと。

メンテナンスのたびにステップアップして一緒にもっと良くしていきましょう。
そのほうが貴方も幸せになれますし、僕ら私達も貴方の笑顔が見られれば幸せです。
そういう関係こそが最高💕💕

放っておいたら酷い目に会いますよみたいな、位相差顕微鏡でプラーク=歯くそを
とって、細菌が動いてるのを見せる悪趣味な脅しじゃなくて、なんか気になるから
歯医者に行こうかな? あの先生や衛生士さんや受付の方のお顔を見たくなって
来ましたにしたほうがエエと。

歯医者vs患者さんやナシに、タイタイのフィフティ・フィフティの平等な人間同士の
関係のほうがエエと。上も下もなけりゃ、偉い劣ってるもないと。

僕が何故、いつも福沢諭吉先生の「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」を金科玉条の生きる指針のファーストオブオールにしているか? は上記の文章で
ご理解頂けると存じます。

天は人の上に人を造らず


要は醤油ぅこと。スタートが正しいから望むべきゴールに向かえる。
僕らの理想はピンピンコロリ。あ〜、〇〇歯科に通えて良かった。
あなたに会えてよかった。それで行こうぜ♪\(^o^)/💕💕