帯しめで 背すじ伸ばし 健康美 | kawamurasan-1952のブログ

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  帯しめて 背すじ伸ばし 健康美     宏陽作
  
今年も残すところ数日になってしまいました。
町内を廻りお茶のみしながら暮らし情報を集めていると、いろんな出会いがあり多くの方々から教えられることが沢山あります。
前記の俳句は、矢巾町内に在住している理髪店店主の当年80歳になる方の句です。句を詠んでいる方の感性をいつも一言で素晴らしいもの言えばそのことにつきますが、言葉で残すところに感受性の魅力と尊敬を感じています。
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この句に魅かれた思い当たることを披露します。
矢巾町連合婦人会主催の1210日第39回「歳末助け合い演芸会」での一コマです。歳末演芸会は500円のチケットを売り全額を社会福祉協議会に寄付することを毎年続けてきているものです。
矢巾町内にある連合婦人会の支部員は、チケット売りとお客を楽しませるために自ら歌・踊り・劇等一年を通して練習し準備して賞味約2時間30分に集約して客を楽しませるイベントです。このことがあるから連合婦人会を脱退する方も後を絶ちませんが、私などは、踊る楽しみを教えられと同時に東北一音響がよいといわれる田園ホールのよさを感じながら、文句を言いあいながら一生懸命参加している方もいるのではないでしょうか。
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私が所属している矢巾一区女性部は、毎月の定例会に翌月の週一回の踊り練習日を参加全員で決め活動してきています。26月ごろまでは歳末演芸会のことを忘れて踊りの先生もどきの手ほどきで踊り練習をしています。お盆過ぎ頃から「今年の歳末どうする。何にするか1曲だけでも出さなきゃね」「今年は腰も曲がってきたし踊りは無理だよ」など踊り練習に集まるのに否定的な話題になる。支部長している人は、連合婦人会に加入している限りは、歳末助け合いに演目をださないわけにはいかないという思いは強く感じながらも言葉には出さないで「そうだねえ」と言い少し心配症ストレスになる。毎週踊り練習している方々は、歳末演芸会のためではなく、踊りが好き、体を動かすことが好き、健康のために定期的踊り練習を意識しているようにも感じています。歳を重ねるとともに前屈(前かがみ)になった方(84歳)も楽しみながら踊り練習に励んでくれます。昨年も、今年も「今年で最後の演芸会だ」と言いながらも参加していることもうれしいことです。昨年も同じような会話があったような気がすると、参加者の誰でもが気が付いているのですが言葉には出さずに踊り練習が始まります。踊りを始めるということは、田園ホールの魅力かな!体を動かす踊りの魅力か!会員たちの絆の魅力!です。
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演芸会当日は、まさに「帯締め、背筋を伸ばして 健康美」の句のように堂々年齢を感じさせないしぐさで「花の舞」と「おこさ節」2曲を踊っていただきました。本人も喜んでいましたが婦人会全員も感動と感動の連続で連合婦人会の財産がまた一つ増えました。来年も、いろんな支部のドラマがあると思いますが、必ずや第40回歳末演芸会は行われます。