嬉しいレビュー | 川村結花オフィシャルブログ「日々のサビ」Powered by Ameba

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7月のLIVE「duoでデュオ」について

友人でライターの松本尚美さんが

愛情溢れるレビューを書いてくださいました。

ご自分の感性にぴたっとはまるまで

正確な言葉を探して書いてくれたのだなあと

光栄で嬉しくて感謝と感動でいっぱいです。

松本さんありがとう泣

 

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わたしは川村結花さんの弾き語りがとても好きです(中学英語かよ)。

もちろん、アンサンブルを熟知した、彼女とメンバーとのバンド編成の演奏も

最高に楽しいんですけどね。

 

さて、7月14日に渋谷で行われた「duo des duo 」は彼女の弾き語りライブでした。

duoのお相手は渡辺美里さん。ゴージャス。

スターオーラがハンパなく、世代ど真ん中なら大興奮、

初めて生で見たら知らない人も圧倒されたでしょう。キラッキラ。

初めてわたしも“生美里”を見てテンションあがりました。

それはさておき。なんでひと月半も経ってこれを書いてるかというと、

なんか、悩んじゃったんですよね。

 

いつも、ああ音楽楽しい!ピアノ大好き!楽しかった!みたいな感じで

パンパンになって帰ってくるんですけど、

なぜかふと、その中に深い悲しみと強い怒りを見た気がしたからなんです。

冒頭の「夢を続ける町」からもう、何か美しいメロディと詩の隙間から、

苦い思い、怒り、そんなものが感じられ、、、なんて書いていいのか?

 

でもね、今やっと彼女はわたしたちの前でのびのびと楽しげに演奏しているけど、

そこまでの道のりがあったわけで、悲しみだの憤りだの怒りだのもあったわけよね。

それを消化し昇華し人々、なんなら彼女自身も浄化するのが彼女の音楽だったんだなあ、、

と今さらながらに気づいたんです。

だから、妙齢の男性までもが泣いてしまう。

 

なつかしさみしい(だっけ??)というキャッチフレーズは、

それはそれでとてもよく表しているものかも知れないけど、それだけじゃないんやで! 

それを恐らく、ステージ上の渡辺美里さんは「ロックな川村さん」と表現したんだと思う。

よく考えたら、彼女の歌は乗り越える歌が多い。

たとえひとつの悲しいエンディングを迎えても、そこから強くたくましく乗り越えていく。

そこがきっと、いろいろ乗り越えてきたオーディエンスの共感を呼び、勇気づけ、癒す。

ライブだとそれが格段に増幅されるんですよね。

アンコールに「マイレボリューション」があったのは必然だったなあ。

 

新曲の「pieta, pieta, pieta」(スマホなんでアクサンテーギュ的なものは出ません)と、

渡辺美里さんとのデュオ、特に「やさしい悪魔」。

これはこのライブ来た人だけの特別なお楽しみです。

新曲ってときめくもんですが、前者はわたしみたいな音大出にはたまらなかったです。

後者は単純にクソかっこいい。アレンジの妙とボーカルの技が炸裂してました。

そんなわけで、カワムラさんの「後半もお楽しみに」。ライブはええぞ。

 

 

 

今年最後のワンマンLIVE!

川村結花トリオ “Weekend session” vol.1 

2023.10.08(日)

会場:東京・shibuya 7thFLOOR

1st STAGE 14:30 open / 15:00 start

2nd STAGE 17:30 open / 18:00 start

 

Band:川村結花(vo,pf), tatsu(ba), 坂田学(dr)

 

料金:6,500円(ドリンク代別途)

 

チケット https://l-tike.com/yukakawamura/

 

お問い合わせ:shibuya 7thFLOOR 
Tel: 03-3462-4466

http://7th-floor.net/