川村虹花、仮面女子卒業します。
私、川村虹花は
仮面女子:アリス十番を卒業します。
1月末予定です。
9年間のアイドル人生。
長いようで短かった。(いや長い)
15才から25才まで
ずーっとアリスプロジェクトで
生きてきました。
バイトも3ヶ月やった事あるくらい。
ほぼ社会に出てない小娘が。
続けてこれました。
土日、休日は絶対ライブあって
(なんなら高校生の時は劇場毎日公演だったね)
遊びにいくとかほぼ無くなって
学校終わったらそのままライブ。
次の日朝から学校。
青春という青春を
全てここに費やしてきました。
悔いは無いです。
ここで青春したから。
続けることが苦手な私でも
ここまでやって来れたのは
奇跡に近いです。
それだけ、
仮面女子に可能性を感じていたし
やりがいがあるユニットでした。
そして応援してくれるファンの方が
いてくれたから自信にもなりました。
ありがとうございます。
ここで私は、
人として成長させてもらいました。
最初なんて毎日のように死ぬほど怒られて
ライブ出番直前まで泣いたことも
多々ありました。
(私なにしたん)
(思い出せない)
入った当初の私と
今の私はだいぶ違うと思います。
自分で経験して
改めてアイドルの凄さを実感しました。
私は天才ではありません。
だから努力します。
強い気持ちがあれば、
夢は叶えられます。
なりたい自分になれます。
それは自分が証明してきたと思います。
最初は、小さなライブハウスで
メンバーが10人くらい出演しているのに
お客さんが1人や2人。
しかも、他のアイドルさんのファンの方だったり…
とか全然ありました。
給料とかも1万とか。
最初から順風満帆な芸能人生ではなかったです。
それでも、諦めずに頑張りました。
秋葉原に劇場ができて、
シングルチャートオリコンウィークリー1位とって、
地下アイドルが
ZeppTokyoワンマン、
ファーストワンマンライブ
セカンドワンマンライブ
さいたまスーパーアリーナワンマン、
舞浜アンフィシアターワンマン、
六本木EXシアターワンマンをして、
女優として映画の主演を3回務めて、
仮面女子地上波レギュラー番組きまって、
海外でライブして、
神奈川県警1日署長させてもらったり、
書ききれませんが、
まだまだすごいこと沢山あります。
普通じゃ有り得ない経験してます。
本当に色んな経験をさせていただきました。
正直9年も続けると思っていなかったし、
こんなにも人生変わると思ってなかったです。
昔を経験したからこそ
今の環境には感謝しています。
沢山の方に感謝です。
仮面女子が居場所となっていた私にとって
卒業はかなり大きな決断でした。
ずっとここには居られないし、
外にでてもっと学ばないといけないこと
沢山あるなと思い、
色々事務所とも話し合いを重ね
卒業することとなりました。
仮面女子メンバーとして
いれたこと誇りに思っています。
気づいたら、
初期メンバーはもう私だけです。
私が卒業したら初期メンバーが
居なくなります。
仮面女子メンバー、そして候補生、研究生たち。
仮面女子には沢山の歴史があります。
先輩達が一生懸命繋いでいってくれたバトンを、その先へ繋いでって欲しい。
みんなならもっといける。
大きくなれる。
卒業して行った人達が、
私仮面女子にいたんだよ！
って胸張って言えるような
かっこいい仮面女子にしていって欲しい。
気持ちがあれば叶うから。
無理だって思わずに、
自分たちを信じて進んで欲しい。
私の願いはそれだけです。
私も、仮面を外す日が来るまで全身全霊努めさせていただきます。
