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ビートニク酒場

お酒でも呑みながら、酒場で好き勝手に話すように書くブログ

◾️コンサドーレ札幌0-2 東京ヴェルディ@大和ハウスプレミストドーム

 

前節はアウェイで柏に3-2で勝利。この試合はシュート7本で3得点。決定力が増しました。木村勇大にゴールが生まれて、山見大登は神がかってきました。代表ウィークで一週空きましたが、勢いそのままにアウェイで札幌と対戦です。

 

 コンサドーレ札幌戦スタメン

 

前節からスタメン変更は1人。林尚輝が外れて、谷口栄斗が入りました。

 

一方の札幌は、リーグ前節から先発1人を変更。菅大輝に代えて馬場晴也を起用しました。札幌も3-4-2-1の布陣でミラーゲームとなりましたが、札幌のほうがよりリスクを取ってアグレッシブな攻撃をしてくるチームとなっています。

 

 山田楓喜

 

ヴェルディらしいパス回しを伸び伸びとやっていましたが、なかなか決定的なチャンスを作ることが出来ずに前半は終了となります。ゲームが動いたのは、後半9分。コロスケのスルーパスに走り込んだ山見大登がワンタッチで中央に送りました。相手DF当たって木村勇大はシュートを打つことが出来ませんでしたが、こぼれ球を山田楓喜が回収。落ち着いてシュートを打って先制となりました。

代表で離れていた期間があったとは言え、4月7日以来の今季4ゴール目となりました。山見が持ち込んで、木村勇大が打てなかったこぼれ球を詰めていた山田楓喜が先制のゴールと、前線の3人がしっかり詰めることが出来た良いゴールとなりました。山田楓貴はスペシャルな選手。ここのところ、セットプレーでのキックは以前の精度が見られませんが、これからは輝きを取り戻すことを予感させる落ち着いたプレーでした。

 

気になるのは、染野にゴールが生まれていないこと。木村勇大をトップにシャドーの山見、山田楓貴と良い関係でプレーが出来ているため、染野出場時間は限られてくることになりそうです。染野はストライカータイプでゴールが決まれば乗ってくるタイプの選手なので、早くにゴールを決めて欲しいと祈りつつ、心配しています。

 

 チアゴ・アウベス

 

先制ゴールが決まった後には、ヴェルディは時間を使ってプレーをするようになりました。ヴェルディはなかなか時間を使うことが得意ではなくて、シーズン序盤は試合終盤で試合が動くことが多かったのですが、鹿島から3人レンタルすることにより「鹿島る」ことが可能となりました。

 

ゴールをキープさせるという意図があっての起用で後半43分にチアゴ・アウベスが入りました。そして、後半アディショナルタイム7分、カウンターからJ1初弾となる追加点を挙げて、2-0で札幌を振り切りました。

 

チアゴ・アウベスは、ここまで怪我で出場が出来ない日が続き、復帰してもベンチ外になることが続いていました。それでも少ない出場時間で違いを出していました。この試合でもリードした状況で入りましたが、ドリブルで仕掛けることが出来て、時間を使うことが出来ていました。相手にとってはやりにくい選手が途中から出てきたと思います。チアゴ・アウベスが苦しんできたことを多くのヴェルディサポーターが知っていただけに、このゴールは多くのサポーターの心を揺さぶりました。このゴールがキッカケになって、残りの試合ではゴール量産して、報われて欲しい選手です。

 

 最後に

 

 

この勝利により、今季初の3連勝となり、4試合負けなし(3勝1分)となりました。前節では木村勇大に11試合ぶりのゴールが生まれましたが、今節では山田楓貴に4月以来のゴール、チアゴ・アウベスに今季初ゴールが生まれました。決めて欲しい選手がゴールを決めて、良い波が生まれています。残りは染野唯月だけ。次は俺が決めたいという意欲が見えていて、見ていて楽しい試合が続いています。