J1第23節、東京ヴェルディvs町田ですが、しつこいくらいに振り返っています。ヴェルディは良かったんですよ。でもそれ以上に町田ゼルビアが強かった。とにかく強いチームなので、昇格1年目のJ1で快進撃を続けている理由も分かりました。
ヴェルディは、手数をかけないボール回して、ゴールに迫ってました。ゴールのチャンスがなかったわけではないですけど、町田の守備は堅くて絶対にゴールが割れないという印象でした。当たり前ですが、やはり守備がしっかりしているチームは負けないと思います。
最も印象的だったのが黒田監督の采配。前半のうちに先制してリードして迎えた後半12分に3枚替えをしています。勝っている状況で、しかも疲れが見える終盤ではなくて、勝っている段階で修正していく。それだけ選手の層が厚くて、信頼しているのだと思いますが、批判を恐れない大胆な決断が出来る監督なんだと思いました。
強さのあまりアンチ的な目線で、町田を見ているJリーグファンは多いですが、この強さは認めざるを得ないと思います。最も警戒しなくてはならないのは、東京にホームを持つ、東京ヴェルディとFC東京。
J1昇格1年目でJ1リーグを優勝して、さらに常勝軍団と育っていけば、ライト層のサポーターは町田に流れていくことでしょう。
町田の悪いところばかりを見つけて批判ばかりせずに、自分たちにベクトルを向けたほうが良いと思います。今はヴェルディ目当てで味スタに集客があるので、リピーターになってもらえるようなおもてなしを心掛けるべきです。