富山県土木部次長がウィーン出張中に音楽鑑賞で投書_自民党女性局仏研修批判で恐れていたこと | ビートニク酒場

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富山県土木部の山下章子次長が、出張先のオーストリア・ウィーン市でコンサート鑑賞に興じていることをSNSで投稿していると匿名で投書がありました。投書では「最近、公務員の不祥事が続いているが、こうした事案も県民の公務員に対する信頼の失墜につながっていると言わざるを得ない」と指摘しています。

 

多くの人が感じているように、何が問題なのか私には分かりません。本当に馬鹿馬鹿しい話です。

 

このニュースを聞いて感じたのは、懸念していたことが、実際に起こったということです。この話を聞いて思い出すのは、自民党の松川るい参議院議員や今井絵理子参議院議員らが参加した自民党女性局の38人のフランス研修が批判を浴びたこと。

 

松川議員がTwitterにアップされた写真は、エッフェル塔の前で、塔をイメージしたように両手を上に突き上げたポーズで遊んでいるように見えます。

 

現在は写真は削除されており、松川議員は謝罪をしています。

 

私も過去にも現在も出張に行くことがあるので、出張が適正だったのか、どうだったのかとうるさく言われるのは嫌だなと思います。私は自分は非常にまじめだとは思いますが、仕事のあとには飲み食いもしますし、立ち寄った先で写真を撮ることもありますからね。

 

公務での出張で、プライベートな時間に遊んでいると公私混同であると怒られるという事例が出来てしまいました。議員や公務員もチェックも必要ですが、あまりキツキツに縛るのもどうかと思います。

 

こういうのは民間にも影響しますが、すでに世間では話題にならない程度に委縮は起こっているでしょう。出張中にはフリーの時間でも楽しんではいけない、仕事中には一切楽しそうにしていはいけないということが意識される社会になり、ますます社会が萎縮していくようになると思います。