【親善試合】東京ヴェルディ、強豪ソシエダに敗戦も収穫_これからチーム内競争が活発化しそうです | ビートニク酒場

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■東京ヴェルディ 0―2 Rソシエダード@国立競技場

 

東京ヴェルディは、スペイン1部レアル・ソシエダと国立競技場で対戦し敗れました。日本代表MF久保建英も先発出場で後半3分までプレーしました。

試合の立ち上がりは、ソシエダのうまさばかりが目立ち、大量失点しないか心配になりましたが、前半の途中から戦えるようになりました。後半は前線からプレスをかけてボール奪えていて、結果は0-2で敗れましたが、楽しめる内容でした。

 

レアル・ソシエダのスタメンは下記の通り。

世界と戦えるということで、リーグ戦の常連が少しはいるかなと思ったけど、控えにもいませんでした。山田楓喜は神戸戦に出ていなかったので、ここに出て海外の選手と戦うようにするのかと思っていましたが、ベンチにも入りませんでした。アジアカップで疲れが出ているので、休ませているのかとも思ったのですが、山田楓喜どうしてしまったのでしょうか。

 

リーグ戦で出場機会の少ない選手中心でしたが唯一、リーグ戦にほぼ出場している木村勇大はベンチに入り、後半途中から出場しました。試合後に、「将来は海外に行きたいと思っているので、いい経験になった」とコメントを残しています。やはりそういうことだったんですね。逆に言えば、他の選手は海外を視野に入れていないということで安心しました。

 

同じく主力メンバーでは、リーグ戦では後半から切り札で起用されている山見はこの試合でも持ち前のスピードを発揮していました。前半の立ち上がりは押し込まれていて、守備では5バックにして、縦パス一本の攻撃しか出来なかったのですが、山見を走らせていました。厳しい展開の中、山見のスピードが武器になることは、ここでもアピール出来ていました。

 

あとは大学生選手もアピールしました。まずは新井悠太、昨シーズン大学3年生でJリーグデビューをして結果を出していますが、この日も久保建英とのマッチアップは見どころがありました。変わらないキレキレのドリブルからシュート。山見もあるのでタイプは被りますが、早くリーグ戦でも見たい。新井悠太は、ヴェルディの希望の星です。

 

さらにもう一人、熊取谷一星もうまかった。5月1日に加入内定の発表があったばかりの選手。テクニックがあることは、この試合でよく分かりました。こういった選手をよく見つけてくるなと感心します。

 

最後に河村慶人が、躍動していてアピールしていたのは嬉しかった。開幕と2節で出場したものの、以降はベンチにも入らず、ルヴァンカップでも出場がありませんでした。厳しい立場に追い込まれているのではと思っていましたが、この日は以前と変わらないクロスを上げており、惜しいシュートも打っていました。競争という意味では、河村にまたレギュラーを脅かす活躍をしてもらえるとチームが活性化すると思うので、今後のプレーに期待しています。