■U-23日本1-2 U-23マリ＠サンガスタジアム
ヴェルディサポとしては、A代表よりも気になる「パリ世代」。現在期限付き移籍でヴェルディに所属している強心臓のストライカー染野唯月、黄金の左足を持つ山田楓喜。
さらにヴェルディ出身では、
| 馬場晴也(北海道コンサドーレ札幌）、山本理仁（シントトロイデン）、藤田譲瑠チマ（シントトロイデン）が選出されています。 ここで結果を出して、パリオリンピック出場へのアピールが出来るか。 |
山田楓喜、山本理仁がスタメン入りしました。
まずは現在ヴェルディに所属の選手について。
山田楓喜は、開始早々の２分に正確なFKを蹴ってアピール。平河が先制点を奪うことで先制点を奪ったので、日本代表でも黄金の左足は武器になることが証明されました。その後も、FKのチャンスはあったのですが、ここはトリックプレーでFKは蹴らず。山田楓喜には機会があれば、すべてFKでゴールを狙ってほしい。山田楓喜は、前半のみで交代となりました。
染野唯月は、後半からスタート。システムをワントップから4−4−2に変更してFWの一角を担いました。チームの意向なのか、かなり下がってボールを受けに行ってました。CBまで下がっていて、本当に得点に絡めるのか心配になってポジションを見ていました。ヴェルディでも下がってボールを受けてリズムを出す動きをしますが、それにしても下がりすぎではないかと比較して思いました。変わらずボールはよく収まる。得点のチャンスは生まれませんでしたが、FWとしての可能性は示せたのではないかと思いました。
元ヴェルディ組では、フル出場の山本理仁、後半31分から出した藤田譲瑠チマは、すでにこの世代の代表選手ということで主軸を担っていました。今回途中出場だった藤田譲瑠チマはヴェルディの時よりも進化していました。ボールを保持できて、相手を掻きましわしてチャンスメイクをしていました。中盤の2人のレベルの高さは感じました。
それぞれにアピールは出来たものの、身体能力の高いマリの選手を多い相手に1−3で敗れたのは不安な点。世界の選手と戦うために、翌月に控えたAFCU23アジアカップカタール2024に監督がどのような選手を選ぶのか。ヴェルディ関連の選手にはアピールして、オリンピック出場を掴み取ってほしいです。