【GfK調査】家電市場は前年割れ_20年の反動が続く | ビートニク酒場

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GfK Japanが発表した2023年家電市場の販売動向は前年比で1.4%減の6.9兆円でした。

 

予想通り家電市場は低迷が続いています。2023年は猛暑の影響でエアコンの販売が伸びましたが、それでも全体を押し上げることは出来ませんでした。


2020年は7.3兆円市場でしたが、この年は特需でした。コロナ禍による「巣ごもり需要」やテレワーク、特別定額給付金などで記録的に伸びました。特に郊外型の家電量販店では、飲食や旅行などのお金は自宅で使用する家電に流れて、テレワークのためのPCなどはよく売れて、それを10万円の給付金が後押ししました。この機会にと、家電の買い替えが進みました。

 
21年以降の3年は微減傾向が続いています。24年も状況は変わらないでしょう。パリオリンピックがありますが、テレビの購入を促すほどの効果はなく、今年も猛暑でエアコンの需要はありそうですが、全体を押し上げるほどの効果はなさそうです。