人生の試練の意味 | 息子の急性リンパ性白血病と 娘の臼蓋形成不全の記録

息子の急性リンパ性白血病と 娘の臼蓋形成不全の記録

2015年4月末に自閉症で知的障害の息子が急性リンパ性白血病発病。
7/29 骨髄移植
11/30 再発
12/1 再入院
12/5寛解導入開始→寛解
2016.3/18 骨髄移植
5/3 天国へ

2018年 5月
娘 臼蓋形成不全で臼蓋形成術を受ける

すいません。
少々説教くさいです。
苦手な方はこの回スルーして下さい。



息子 何度も書きますが知的障害があります。
精神年齢は7~8才くらいでしょうか。
純粋で悪いことをすると
お母さんに怒られる。
先生に怒られる。
お巡りさんに捕まる。
牢屋に入れられる。
と思ってます。
なので信号もちゃんと守ります。
横断歩道を渡ります。
道路を横切ったり、信号無視など絶対にしません。
お友達とケンカはします。
もう嫌いって言ったり
またに手が出たりしたこともあるけど。
いじめや暴力はしたことありません。

真面目で几帳面で思いやりのある優しい子です。

白血病になった時にはなんでこの子がと思いました。
障害があって他の同世代の子がするような遊びや恋愛や勉強とかできないのに。
病気のせいでまたできないことが増えてしまう。

10万人に1人なのに
どうしてこの子?

病気になった方やご家族はみんな思うのでしょうね。

息子の障害がわかった頃は
『オーラの泉』がテレビで人気だった頃で毎回、私はすがるような思いで見てました。
障害のある息子を授かった意味が知りたくて。
江原さんや三輪さんの本も読みまくりました。

江原さんの本には障害を持って生まれた人のことを愛を知るために生まれてきたと書いてありました。
こんな障害を持って生まれても愛されるのか?を知るために。

それを読んでからはやたらめったらバグしたりチューしたり分かりやすく愛情表現してやりました。
あなたをこんなに愛してるよと。
おかげで立派なマザコンです。

そして私なりにたどり着いた考えは
人は幸せに楽して生きるためにうまれたのではないということ。

生まれる前に今度の人生で何を克服するかというテーマが人それぞれにはあって
そのテーマを克服するためにどういう試練が必要かを自分で選んでその試練を乗り越えるために生まれてきたのだということ。
試練はすべて自分で選択して生まれてきたということ。

今の人生は私が望んで自らに与えた課題。
逃げないでやるしかない。
生まれる前の私もちゃんと逃げられないような設定にしてるしなあ。
すごいな。自分。真面目だなあ。
楽な方に逃げちゃうの直したいんだろうな。

息子もすごいな。障害に病気。
試練盛りだくさんにして生まれてきて。
何を乗り越えたいのか?克服したいのか?
私を母で選んで生まれてきてくれて
少しでもあなたの力になりたいよ。
頑張るよ。母さん。

なので現世では必ずしも幸せになれるとは限らないし中には酷い死に方をされる人もいるけれど試練を乗り越えられたときは天国に戻ったら幸せになれるんだろう。
そんな風に思っています。

そうすると
世界中のすべての人が幸せになれることはないのかな?この世では

でも頑張って生き抜いた後に待ってるのは幸せな天国と思いたい。
じゃないと頑張る意味がないよね。




ちなみな私は無宗教です。
家は仏教ですが

変なツボ売ったりなんかしませんからご安心下さいニコニコ