以前映画になった作品です。2005年原作です。

今回、WOWOWドラマでやっているので、それに合わせて読み直しました。

 

敏腕広告プランナーの佐久間は、クライアントの重役の葛城に自らのプロジェクトを潰される。

その日に葛城家に出向いたときに、娘が家出。娘の名は「樹理」。

 

その娘の「樹理」も父親を恨んでおり、佐久間と「樹理」は、父親相手にゲームをのぞむ。

そのゲームが『誘拐』。

 

推理小説のドキドキ感がありました。読んだのは二回目、映画も見ているが、身代金の受け渡しのシーンも、本当にドキドキしました。

 

しかし、ラストにもっと大きなドキドキがありました。

 

何回かに分けて読んでいましたが、葛城家から娘の「千春」が失踪。そして、殺害。この辺から、本を横に置くことはできずに、最後まで読んでしまいます。

 

こういう展開か?と東野圭吾を尊敬してしまいました。

 

次の日曜日にWOWOWドラマは最終回。

きっと、原作の最後と違うんだろうなぁと、いまからワクワクしています。