2018年に出た本です。6年前。

羽生さんが永世竜王になられて永世七冠になられた時期の対談等を集めたものです。

 

国民栄誉賞を受賞される前に出されています。

 

森内九段との対談に始まり、国民栄誉賞の受賞が決まった後の日本記者クラブでの会見の文字を起こしたもの、米長邦雄が語った羽生評もなかなか読み応えあります。

 

ちょうど、今ときめく藤井君が出てきた頃で、はっきりと現在の活躍が予想されています。

 

羽生善治の本はすべて読んできましたが、彼の頭の中、ものの考え方、努力の方法等は、違う仕事に就くものにとっても大変勉強になる。

 

できうるものなら、通算99期まできているタイトルを100に伸ばしてもらいたいが、現在の藤井君を止めるのも至難の業かと。