元アサヒビール名誉顧問の中條高徳さんと孫娘の手紙のやりとりです。

「おじいちゃん戦争のことを教えて」の続編として出された本です。

 

全三章からなっており、民族について、教育について、歴史についてのやり取りから、実に学びが多い一冊でした。

奇しくも今日は終戦記念日。

 

日本の歴史が間違って報じられやすい一日。

 

その辺が第三章を読むだけで、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、大東亜戦争のきっかけやその後の政治、アメリカやソビエトが行ってきた真実が語られています。

 

多くの子どもに読んでほしい一冊です。

 

教育についても異論が主張されていますが、現代から考えても、当たっている点が実に多いです。

 

なぜに、英語にこれだけ力をいけないといけないのか。

英語なんて単なる道具で、スキルなので、やる気にならないと身につかないし、小学校の低学年からしても身につくはずがない。

それより、国語教育、歴史を正しく教えてくことが重要、とのことは私も大いに共感するところです。

 

多くの先生方にも読んでほしい一冊です。

 

日本の歴史を正しく学び、誇りを取り戻すこと、そんな大切な一冊です。