冬通勤機として手に入れたウルフ。
狙い通りの走りでまさに下駄として活躍してくれている。
新潟市は数年に一度クラスの大雪が降った。
恐らく積雪は1mを越えていた。
そんな中でもウルフは圧倒的な機動力で街を駆け抜けている。
今の所公共交通機関に頼る事もなく、遊びの時間を除き無転倒である。
詳しくは無事に春を迎えられた時にまとめようと思う。
さて本題。オフメットを購入した。
この雪、氷点下を下回る状況で走っているとフルフェイスでは支障が出るようになった。
WINSのX-ROADというモデル。2万円くらいの安いメット。
Araiが欲しかったが予算的に無理だったので、まぁウルフ用だし安いのでもいいかなと妥協した。
http://www.wins-japan.com/helmet/x-road.html
今まで使っていたAraiのASTRAL-Xはピンロックシートを付けていても曇りやすいのが気になっていた。
口元の空間が狭いせいだと思われるが、0℃付近まで冷えるとすぐに曇ってしまいシールドを開けて走るしかなかった。
基本的に毎日雨か雪が降るので辛かった。
また、電装6Vのウルフはヘッドライトが自転車のように暗く、シールドを開けるか閉めるかでも夜の視界が違う。
バイザー付きのオフメットならシールドを開けてもある程度雨雪の侵入を防いでくれるのではないか?と考えた。
んで、実際使ってみるとバイザーはそこそこ効果があった。
少し前屈みになれば目には雨雪が当たらない。口にはガンガン当たる。
暗い時でも視界を確保できるようになった。
曇りに関しては曇り止めシート(Arai等でいうピンロックシート)がメーカーにハガキを送ると貰えるシステムだった。
届くまで1週間くらい曇り止め無しで使ってみたら一瞬で曇ったのでシールドを開けて走っていた。
FOGWINという曇り止めシートはピンロックシートと違い粘着力だけで固定する仕組み。
使おうと思えば他メーカーのシールドにも使えるのかな?
これを付けたら全く曇らなくなった。あとは耐久性が気になるところ。
きちんと視界を確保できるようになって購入した甲斐があった。
バイザーを簡単に取り外せたりインナーサンシェードが付いていたり、値段の割に多機能なメットって感じだな。
この奇抜なスタイルで使う気にはならんな・・・
気に入らない点はアゴ紐がDリングではなくバックル式(カチカチするやつ)である事。
緩めにしておかないとバックルのプラスチックが当たって痛い。
Dリングでギュっと締めるのが好きなので、バックル式は滅んでほしい。
ほぼメリットが無いにも関わらすバックル式が多くて嫌になる。Araiは安全性を考慮してDリングを採用しているとの事。
まぁ、このメットにりんかんで5分くらいで選んだので店出て被る時にバックル式である事に気付いた・・・
やっぱ高くてもAraiにしとくべきだった。
今週また大雪が降るらしい。最初は初雪バイクって事で結構楽しんでいたが毎日乗っているとダルくなってきた。
雪の中バイクに乗っていると、車があっけない程雪に弱い乗り物だと思う。
ちょっと降っただけで渋滞を発生させ、考えも無しに走りスタックする。
覚えているだけで7台スタックした車を救援した。
ウルフはスタックとは無縁である。どんな坂でも発進できるし、埋まったら引っ張りだせばいいだけの話。
交通の流れを悪くするような事は無いし、街中で雪が降った時はほとんどの状況で車より速い。
俺のウルフは雪スペシャル仕様だからな。
轍で腹擦って亀になるFF車とは走破性が雲泥の差なのよ。