施術スタッフの白井です。

 

 

 

肘内障ってご存知でしょうか?

 

 

 

ざっくりというと生後6ヶ月〜5歳程度に多い

肘関節の亜脱臼(完全に脱臼していない状態)

の事です。

 

 

肘内障が起こると、

 

・痛めた手を全く使わない、動かさない

・腕をだらんと下ろしたままになる

 

事から確実に何か起きたことがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はそんな肘内障について説明いたします。

 

 

 

育児中の方々に是非知っておいて欲しい

内容なので是非お読みください。

 

 

 

そしてその肘内障は

当院でしっかりと治すことが

できる事を覚えておいてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次

  1. 肘内障とは
  2. 肘内障の治療について
  3. 注意点
  4. 対策
  5. まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①肘内障とは

 

上にもざっくりと説明を書きましたが、

 

乳幼児に発生することのある肘の亜脱臼です。

 

 

 

男女比は若干女児の方が多く、

 

なぜか右腕より左腕の方が

多いという統計もあります。

 

 

 

特に多い原因は、

 

腕を引っ張ることで他にも転倒時に手を突く

などが原因として挙げられます。

 

 

 

いうことを聞かなく駄々を捏ねている

子供の腕を強く引っ張った場合や

親御さんがみてない間にベッドから落ちて

激しく泣いた場合などの

シチュエーションが多いです。

 

 

 

 

・痛めた直後は激しく泣く

・しばらくすると平然として遊ぶ

・痛めた腕はぶらんと下げたままになる

・腕をまるで使おうとしない

・腕を触ろうとしたり動かすとまた泣く

・肘を確認しても顕著な腫れは無い

 

 

これが肘内障のよくある症状です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②肘内障の治療について

 

脱臼しかけているものなので、

 

正しい整復操作(治す動き)を

行なえばすぐに元通りに

腕を使う事ができるようになります。

 

 

 

治した直後は怖がって

動かさないこともありますが、

 

次第に動かすようになります。

 

 

 

好きなおもちゃなどを

痛めた方の手の方で取らせようとして、

 

取れればほぼ治ったと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③注意点

 

インターネットなどで

整復操作はおそらく載っています。

 

 

 

間違いなく言えることは

素人判断で整復操作を

やるべきではありません。

 

 

 

腕を引っ張った場合ではなく、

 

ベッドから落ちて手をついた時などが

原因の時が特に注意を要します。

 

 

 

その理由は、

 

ベッドから落ちた際に頭を打っていないか、

 

他に怪我をした所がないか、

 

肘内障っぽく感じても骨折の可能性はないか

などの鑑別診断をする必要があるからです。

 

 

肘内障の様で骨折が起きているものの場合

いくら整復操作をやっても絶対に治りません。

 

 

 

ただ痛い思いをさせるだけです。

 

 

 

あとは手をついた際で

子供に多いのは鎖骨の骨折です。

 

 

 

これは脇の下から子供を抱える動作の時に

痛がったり激しく泣く場合などは

鎖骨が折れているかも知れません。

 

 

 

場合にもよりますが

鎖骨の骨折はしっかりと治さないと、

 

体表から変形した鎖骨が気になったり、

 

最悪の場合は折れた骨の鋭利な部分が

肺に刺さって気胸が起こることも

無くはありません。

 

 

 

これだけリスクがあることなので

必ず整形外科医、小児科医、柔道整復師に

治してもらうようにしてください。

 

 

 

私自身、

 

肘内障疑惑で骨折だった

経験は何度かあります。

 

 

 

緊急性が高い鑑別診断

 

・ぐったりとして動かない(頭部外傷の疑い)

・肘周りが顕著に腫れている(肘の骨折の疑い)

・脇を抱えると痛がり、泣く(鎖骨骨折の疑い)

 

他にも細かく言えばたくさんありますが、

特にこの3つを抑えておくといいと思います。

 

 

 

整復をしない期間が長すぎると

筋肉の緊張が高まり、

 

治りにづらくなるので、

 

肘内障かもと思ったらすぐに

整形外科、小児科、接骨院・整骨院に

連絡をするようにしてください。

 

 

 

特にぐったりして動かない場合などは

救急車を呼んでもいいくらいの案件です。

 

 

 

 

 

 

④対策

 

正直転倒を100%防ぐことはできません。

 

 

 

手を引っ張るのを意識的にやめましょう。

 

 

それでも引っ張る場面もあると思います笑

 

 

そんな時は手のひらを上に向けて

引っ張ると肘内障にはなり辛いです。

 

 

 

大事なことなので2度書きますが、

 

手を引っ張るのを意識的にやめましょう。

 

 

 

当たり前のことではありますが、

 

転倒予防のために子供を

よく見守ることも対策になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤まとめ

 

・痛めた直後は激しく泣く

・しばらくすると平然として遊ぶ

・痛めた腕はぶらんと下げたままになる

・腕をまるで使おうとしない

・腕を触ろうとしたり動かすとまた泣く

・肘を確認しても顕著な腫れは無い

 

こんな場合は肘内障の疑いが高く

 

 

・ぐったりとして動かない(頭部外傷の疑い)

・肘周りが顕著に腫れている(肘の骨折の疑い)

・脇を抱えると痛がり、泣く(鎖骨骨折の疑い)

 

こんな場合は緊急性が高く

 

 

・手を引っ張るのを意識的に止めること

・もし引く際には手のひらを上に向けて引く

・子供から目を離さない

 

事が対策になります。

 

 

 

とにかく最も伝えたいことは

肘内障かもと思ったらすぐに

整形外科、小児科、

接骨院・整骨院で治すこと!

 

 

 

そして

川上接骨院 鍼灸院 整体院でも

肘内障の施術ができる事を

覚えておいてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くのお身体の痛みやお悩みを改善し、

患者様に「良くなった!」と喜んで

いただけるように日々精進していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日よりも元気な明日を迎えられますように

 


 

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