施術スタッフの白井です。

 

 

今回は運動をしている子ども達に

起こることの多いオスグッド】

についてご説明いたします。

 

 

 

目次

 

・オスグッドとは何か

・解剖学的な説明

・当院の考え

・まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

【オスグッドとは何か】

 

いわゆる”成長痛”と呼ばれる膝の痛みで、

 

小学生の高学年から中学1〜2年の

スポーツをしている子に発生しやすいです。

 

 

痛む場所は膝のお皿の少し下で

脛の骨上に顕著な圧痛が現れます。

 

症状が強くなると

・しゃがむことが出来ない

 

・階段の登りで痛む

 

・ジャンプで痛む

 

・重症化すると歩くのも困難になる

ケースがあります。

 

 

そもそも”成長痛”と言われても

ピンと来ないですよね。

 

 

ピンと来ないのは当たり前で

成長痛というワードが

漠然としすぎているので、

 

多くの方が勘違いされて

しまっているように感じます。

 

 

実際に成長が止まれば痛みは無くなります。

 

 

男の子は18歳程度、

女の子で16歳程度になると

 

絶対に痛みはなくなり、

 

オスグッド等の”成長痛”と呼ばれるものの

全てが出なくなります。

 

 

その理由を説明させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

【解剖学的な説明】

 

子どもの骨には

成長軟骨という部分があります。

 

 

図の骨端線というものが成長軟骨です。

 

 

成長軟骨と言われるだけあって

骨が長く伸びていくためにある軟骨で、

 

この骨端線が閉じて無くなると

身長が伸びる可能性が

限りなく少ないということになります。

 

 

人体に存在する軟骨はレントゲンでは写らない

ためこのように線になっているように

見えることから骨の端の線なので

骨端線と呼ばれています。

 

 

子どもの骨の一部には

『骨と比べて柔らかい成長軟骨』

という部分が存在することを

覚えておいてください。

 

 

そしてこの成長軟骨がある時期に

成長軟骨絡みの症状をまとめて成長痛

と呼ばれています。

 

 

成長期の痛みを成長痛と例えることも

ありますが厳密には間違っています。

 

 

 

 

次は膝周りの筋肉について説明いたします。

 

 

オスグッドに関係する筋肉は

太ももの前の大腿四頭筋

と呼ばれる筋肉で、

 

大腿直筋・外側広筋・内側広筋・中間広筋

の4つの筋肉から構成されます。

 

 

この大腿四頭筋は走る時やジャンプした時、

 

何か物を蹴る時などで良く使われます。

 

 

大腿四頭筋の中でも大腿直筋に注目!

 

 

この大腿直筋は見てわかるように

オスグッドの際に押して

一番痛む部分に付着しています

 

 

そしてその付着部は骨と比べて

柔らかい成長軟骨となっているので、

 

大腿直筋含め大腿四頭筋が硬くなると

それが成長軟骨への牽引力となり、

 

炎症が起こります。

 

 

これがオスグッドの原因です。

 

 

ではスポーツをしていない子どもが

オスグッドにならないかと言われると、

そんなことはありません。

 

 

元々筋肉が硬い体質の子どもでは

骨が長く伸びようとしているのに

筋肉が伸びることが出来ないことも

牽引力となってオスグッドとなる

こともあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

【当院の考え】

 

当院では基本的に

スポーツを休ませずに治します。

 

 

これは痛みを我慢させて

スポーツをやるわけではなく、

 

大体1回の施術で

痛みや症状の変化が出るからです。

 

 

長くても3〜4回の施術で

ほとんどのオスグッドは治ります

 

 

小学校高学年〜中学校1〜2年の頃は

どのスポーツでもとても伸び盛りの時期で

 

その期間を休むなんて勿体無いと思います。

 

 

もちろんスポーツをしていない子どもも

貴重な学生時代を膝の痛みで

全力で楽しむことが出来ないのも可哀想

だと思います。

 

 

 

 

上記の説明を読んで

・太ももの前面が硬くなるなら

 ストレッチをすれば良い

・炎症が起こるなら

 アイシングをすれば良い

・成長軟骨が埋まるまで待てば良い

 

など思うかと思いますが、

 

もちろん間違いではありません。

 

 

しかしそれでは

すぐに痛みの変化が出る訳ではない

ので効果的ではありません。

 

 

上記では

オスグッド”になる”原因を書きました。

 

 

当院では

オスグッドの”痛みの”原因

対してダイレクトにアプローチをしていきます。

 

 

さらにセルフケアもお伝えしますので、

しっかりとセルフケアが出来てさえいれば、

成長軟骨がある状態の

オスグッドになるリスクが

あっても今後痛みの出ない

状態になります!

 

 

細かい施術については企業秘密に

なりますのでここには書けませんが、

 

オスグッドが治らず悩んでいる、

 

全力でスポーツがしたい、

 

学生生活を楽しみたい

と思っている方は

ぜひご連絡頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

【まとめ】

・オスグッドはいわゆる成長痛で

 小学生の高学年、中学生の1〜2年生に多い

 

・膝のお皿の下に明らかな圧痛がある

 

・『成長軟骨』と『大腿四頭筋』の関係

 

・当院ではほとんどの場合

 スポーツを休ませない

 

・オスグッドの痛みに対するアプローチがある

 

・大体1回の施術で良くなり

 長くても3〜4回の施術で治る

 

こんなところですかね。

 

 

上記にも書きましたが、

 

伸び盛りの時期に休ませるなんて勿体無い!

 

貴重な学生時代を全力で楽しんでほしい!

 

そんな思いからこの記事を書かせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くのお身体の痛みやお悩みを改善し、

患者様に「良くなった!」と喜んで

いただけるように日々精進していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日よりも元気な明日を迎えられますように

 


 

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