市役所勤務の現役保育コンシェルジュ、ナナです。
先日、ネットニュースで、大学の教授をされている方が学生の論文を添削するためにスタンプを使っているという話題を見ました。
こちらです↓↓
たくさんの論文を見るとなると、同じことを何度も書くのも大変ということで、こういったスタンプを作られたとのことでした。
(話題になっていたのは、その文言がなかなかシビアであるということでしたが)
このスタンプを見て、私も普段から仕事で愛用しているスタンプ達があるので、ちょっとブログに書いてみようかと思いました。
こちらです↓↓
このスタンプ達、毎日大活躍しています!
保育園の入園申込みの書類
来年度に向けての継続申込みの書類(現況届)
年度途中に提出される各種の認定変更届
などなど。
保護者さんの書かれた申請書の中に所定の欄があるので、そこにポン!と押します。そして「○月末」となるように数字を書き入れます。
「求職中」で入園、または在園中に退職等の事情があって求職活動をする人の認定期限は3ヶ月までです。3ヶ月以内に働き始めて就労証明書を提出しなければ3ヶ月後の月末日で退園になります。
そういった方の申請書にポン!と押します。例えば4月入園の方でしたら「求職中6月末」と申請書の中に記載されるという訳です。
「妊娠出産」事由での入園の方ですと、出産予定日の8週後の月末日が認定期限です。カレンダーで計算して終了月が何月になるかを計算します。
ちなみに「妊娠出産」認定の方の認定期限はあくまでも予定日で計算するので、早くに産まれても終了月は変わりません。予定日より遅く生まれて月が変わってしまうような時は応相談となります。
「就労予定」は2か月です。「就労予定」については市町によって取り扱いは異なるようです。
「疾病」については、診断書の中で治療に要する見込み期間を書いていただき、その期間が認定期間となります。
「障がい」については、障がい者手帳の有効期限が認定期間ですが、身体障がい者手帳には期限はないです。療育手帳にも期限はないです。期限があるのは精神障がい者手帳だけですね。精神障がい者手帳は期限が来ると更新手続きがあります。その手続きが完了したら次の有効期限まで認定期間も更新されます。
保育の認定は、このように認定事由によって期間に期限が付くので、その期間を管理しておかなければいけないんですね。
もちろん、電子システムで管理していますが、保護者さんの提出された申請書の方もきちんと管理します。なので、その整理がしやすいように決められた箇所に期限を記載するのです。
期限が近づくと
「もうすぐ保育認定の期間が切れますよ〜」
と通知を送り、それぞれが状況に応じて期間更新できるように手続きを促します。何らかの手続き(就労証明書を提出するとか)をしないと期間切れとなり、保育認定は消滅します。つまり、在園中の方は退園となってしまいます。
だから、この保育の認定期間の管理はすごく重要なのです!
実は、数年前まで、この申請書への記載、すべて手書きでやっていました。
同じことを何度も何度も書くうちに気付きました!
「ハンコ、作りません?」
私のつぶやきに耳を傾けて下さった職員が、
「作りましょう!」
と速攻で注文してくださった!
私以外にも何度も同じことを書くのを「面倒くさいなー」と思われていた方がおられたのです。
我ながら、ナイスアイデア!でした。
分野は全然違うけれど、冒頭の大学教授さまも同じお気持ちでスタンプを作られたんだろうなーと勝手に想像しています。
そういえば、我が子達がお世話になった小児科医の先生もデスクの上のプラスティックケースに病名を書いたスタンプをずらーっと揃えておられました。
ヘルパンギーナ
突発性発疹
手足口病
溶連菌感染症
水痘・・・・
「へぇ〜、こんなスタンプあるんだー」
と見させていただいた記憶があります。
あ、でも、今はもう電子カルテですもんね。あのスタンプはもう使っておられないでしょう。
はい。では、今日はここまでです。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。