市役所勤務の現役保育コンシェルジュ、ナナです。


現在、市役所では年に一度のほんの束の間の休息期間、閑散期に入っていて、この期間に来年度に向けて様々な書類等の見直しをしていることを少し前のブログでお伝えしていました。↓↓



そろそろ、来年度の申請書類について、大まかにですが昨年度からの変更点などがまとまってきたところです。


どこの市町でも「昨年度と全く同じ」という書類や申込要項をお渡ししているところはないと思います。

だから、来年度の申込みをする予定の方は、必ず令和7年度の要項や書類をもらわれるようにしてくださいね。配布は9月末頃から始まります。もう少し早い市町もあると思います。


さて、うちの市のお話です。

今日は申請書の中でも「現在の児童の状況」というところに注目したいと思います。とくにお子さんの身体状況や健康面についての部分になりますが。

うちの市の場合、こんな感じになっています。


申請書類の来年度に向けての見直しは、これまで市役所の課内で職員が「こうしたらどう?」とか「ここ、もっと目立つようにしよう」とか、色々話し合ったり検討したりしていたのですが、私、ふと思ったのです。


この部分って、入所選考をする私達職員より園の保育士さん達が1番必要としている情報じゃないの?

だったら、私達より園の保育士さん達からご意見いただいた方が良いんじゃないの? って。


長く勤めているのに、なんで今まで気づかなかったんだろう、私。

おそらく、この欄は私が着任してから7年半、一度も変えられていないと思います。


課内の職員に言ってみたら

「それは、そう」

ということになり、早速、園長経験のある職員に相談したところ、まさに「ごもっとも」なご意見が次々に出てきました。


「『薬の服用』のところは『常用薬の服用』にしてもらいたい。お腹こわした時だけ飲みます、みたいな薬は書かなくてよいから」とか

「いつ飲むのかも書いてほしい。朝と夜だけなら保育園にいる間はあまり関係ないから」とか

「療育センターへの相談歴の有無を入れてほしい。相談歴が有るならセンターと連携がしやすいから」とか

「健診時に指導があった場合、その後の経過を書く欄も欲しい。再検査で異常なしならそれで良いし、経過観察中なら園でも気を付けないといけないし」とか

「食物アレルギーじゃなくて宗教上の理由で食べられないものがあるなら、それも書いてほしい」とか

「外国人の方なら日本語OKかどうか」とか

最近は外国の方も増えてきていますからね。


盛りだくさんのご意見をいただくことができました。

いただいたご意見を活かして、来年度の申請書、現在作成中です!



はい。では、今日はここまでです。

次回も来年度に向けてのお話になります。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。



外国の方といえば。
ママさんは日本語があまり理解できなくても、お子さんがペラペラっていうことがよくあります。
とくに小学生ぐらいのお兄ちゃん、お姉ちゃんなら、もう立派な通訳さんです。もう笑っちゃうぐらいペラペラです。
※イラストはいらすとやさんからお借りしました。