市役所勤務の現役保育コンシェルジュ、ナナです。


さて、新年度が始まり、4月ももう残り2日となり、ゴールデンウィークが始まりますね。

うちの市では、ゴールデンウィークが明けると、認可保育園や認定こども園を訪問する定期監査が始まります。


定期監査は予め、各園に「○月△日に行きますよ〜」と連絡を入れてから行くもので、毎年この時期に行います。小学校の担任の先生が行う家庭訪問みたいなものですね。


連絡なしで行われる「抜き打ち監査」については以前のブログに書きました。ご関心のある方はどうぞ、こちらからお読みください。↓↓


定期監査であっても、様々な問題が浮かび上がってくることはあるのですが、まあ、そんなに大きな問題でないことが多いです。
だって、事前に園は色々と準備したり、注意されそうなところは自主的に改善したりすることができますからね。

それでも、昨年の定期監査の時期に、「へぇ~、そうなんだ!」と思ったことがありました。
監査に行かれていた職員(元・公立保育園園長)が市役所に戻って来られ、少し休憩されているところに話しかけてみました。
その日に訪問されていた園は保護者からのクレームなどはまずない園で、しっかりと運営されているというイメージのT保育園でした。
私「T保育園なんて、何も問題なかったでしょう?」
職員「うん、そうねぇ。ミニトマトぐらいかな」
私「ミニトマト?」
職員「鉢植えでミニトマトを栽培されていたんだけど、あれは良くないからやめてもらいたいな」

え?ミニトマトの栽培がダメなの?
うちの子ども達、小学校の時、栽培してたけど。



よくよく聞いてみると、ミニトマトって窒息や誤嚥につながりやすい食材なので、現在の保育園の給食ではそのままでは出さないそうです。小さくカットしたものはOKですが。大粒のぶどうも同じです。

職員「栽培することは悪いことじゃないけど、小さい子どもは、実が付いたのを見つけたら、つい手で取ってパクッて食べちゃうこともあるから」

なるほど。小学生と違って、乳幼児だと噛まずにチュルって喉の奥に入って詰まってしまうかもしれないということですね。

ミニトマト、好きな子ども、いますよね。洗うだけで食べさせられるから、すごく便利な食材なんだけど、乳幼児のうちは注意が必要なんですね。
消費者庁のホームページでも注意喚起しています。
↓↓


ちなみに保育園で栽培するもののおすすめとしては、ピーマンときゅうりだそうです。鉢植えやプランターでも育つらしいです。苦手な子も自分で収穫すると食べられるようになるかもしれませんね。

それにしても、監査官の目は鋭いです!

そんなところまで見ておられるとは。



はい、では、今日はここまでです。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。



※※追伸です。

5月中旬までブログの更新をお休みします。

3年ぶりに旅に出ます。

ゴールデンウィーク+貯まりに貯まった有休でお仕事もお休みさせていただきます。承諾くださった職場の皆様に感謝しつつ、行ってまいります。

いつもブログをお読み下さっている皆様、本当にありがとうございます。コロナ禍で家にいる時間が長くなって始めたブログでしたが、3年が経ち、こうしてまた旅に出ることが出来るようになったこと、心から嬉しく思います。

皆様もゴールデンウィーク、お楽しみください!

では、またブログ再開の際には、よろしくお願いいたします。