朝5時、まだ真っ暗な中ツアーバスが発車しました。街灯もなく漆黒の闇の中、バスのヘッドライトが照らす範囲が見えるもののすべてです。
3年前のガイドブックに、タティオ間欠泉に行くツアーの出発は朝早くてまだ暗く、ホテルの電力事情は悪いので何も見えなくて身支度もできないと書いてあって、懐中電灯を用意した方がいいのかと思っていました。今はこの地方は風力発電が盛んで、あちこちで太陽光パネルは見られたし、電気に不自由はしていないようで、朝からホテルの部屋の電気はちゃんとつきました。
二時間弱でタティオ間欠泉に到着しました
明るいですがまだ完全に日は上っていません
間欠泉というと渡島半島の鹿部温泉のように湯柱が高く上がる
勇壮な光景を想像していましたがもくもくとした水蒸気です
標高4500mの地点で寒いです
暖かい温泉水はすぐ冷たくなり地面は凍っていました
ツアーが早朝出発なのは朝早くのほうが間欠泉の勢いが強いからだそうで・・・
間欠泉の蒸気の中で月が美しい
外気がとても寒いので湯気の出ている地面を触って温まる
このように温泉はすぐに冷たくなり凍っています
朝日が昇りかけていますが注目する人はあまりいません
ものすごい水蒸気です
お湯は80℃くらいあるので触らないように
ご来光です!
ありがたがって写真を撮っているのは日本人の私たちくらいか・・・
このあとツアー会社の用意した朝食を間欠泉を見ながら食べます
サンドイッチやマフィンとコーヒー、紅茶くらいなのですが
空気がいいのでとてもおいしく感じました
次に温泉のある場所まで移動
深緑色のお湯で底が見えません
周りを見ると腰くらいまでの深さなので安心して入れますが、温泉は寒い
お湯は湯口から熱いお湯が来ていますがすぐ冷たくなるのか
お湯の出ているところに人が集まってそこだけ混雑
今は更衣室ができていて着替えも人目を気にしなくて便利になりました
ただ寒くて地面が一部凍り付いているところがあったのではだしでは歩けない
登山靴が濡れるのも嫌だしビーチサンダル持っていけばよかった
当然、水着は持っていきましたから温泉体験、泳ぎました最高!
日が高くなるにつれて吹き上がる水蒸気の勢いが小さくなってきたようです