結局、クッシング症候群に高血圧を併発して、そのためむくんでくる水分を弱ってきた腎臓で排出できないから、リンダちゃんは多飲多尿にはならない。だから腹水胸水が貯まる。ある意味多飲多尿は、過剰な副腎皮質ホルモンのために蓄積するナトリウムを、体から出すための防御機能なのでは?
すでにそれが出来なくなっているリンダちゃんは・・・
今日はリンダちゃんを乗せた車輪付きのキャリーを引っ張って、2軒の獣医をはしごしました。これではいけないと思って予約時間が待てずに、別の獣医に緊急で早朝見てもらった。そして午後に心臓専門医に行きました。
立っているのもやっとなほどの疲労感。可愛い子を苦しませて何をやっているんだ?と自問する無力な私。
これは愛を多くもらい過ぎた報いなのだよ。苦しんで弱っていく姿を、ただそばにいてみているしかない苦しみは、今まであふれるほどの愛をもらってきた対等の代価なのです。
普通、人は人との間の不毛の愛を求め、ほとんどはそれすら得られない人が多いというのに、ご飯とお水と住むところを用意しただけで、動物たちは無償の愛を注いでくれた。
私はたくさん愛をもらい過ぎたので、この苦しさは当然の報い、愛をむさぼった罰が当たったのです。