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少しずつですが、二郎の勉強量が増えています。今はだいぶ頭痛が収まっているので、健康のありがたみを噛みしめたのかもしれません。といって、何時間も勉強しているのかというと、、、まぁ、平日は3~4時間ぐらい。しかも、いまは映像授業も見ず、ほぼ全て独学ですから進みは遅いです。分からないところがあればTK先生にLINEを送りますが、いつもすぐ返ってくるとは限りません。結局はネットの解説動画を探して視聴しています。ということで、もう圧倒的に勉強量は足りない。少なくとも二郎の要領で国立大学(5教科7科目)を受験するのであれば、十分な勉強量とは言えません。このままではたぶん失敗すると思います。

この勉強量で効率よく大学に合格したいなら、私立一択です。特に彼の場合は文系が向いています。少し勉強すれば偏差値が上がりそうなのは国語です。現代文はすでに1年半以上完全に放置ですが、それでもある程度は取れます。すでに漢字・語彙も勉強しなくなり、古文単語も忘れかけ、、、漢文に至ってはいまだ基礎も終わっていない。それでも高3向け模試で偏差値60近く取れるなら、1年対策すれば70近くはいけると思います。なにしろ私が直接指導できます。

 あとは歴史の暗記をガッツリやれば、、、って思うんですけどねぇ。。。

、、、でも、二郎はその少ない勉強時間の大半を数学に使っています。見ていて分かりますが、二郎は数学が苦手です。高校に入ってから勉強のほとんどは数学に振り分けているのに、赤点を取ってしまいます。学校の授業について行けず、それ以来眠ってしまったそうです。見ていられなくなり、私が強制介入したことにより、成績はいまUPしつつありますが、、、これからどれだけ伸びるかも分かりませんし、TK先生の「フォーカスゴールドをガンガンに回す」なんて果たして彼にできるのだろうか?という気になってきます。そして、私の頭のなかに、、

 

勉強時間の8割をかけている数学を捨てて、英国社に振り分けたらどれだけ偏差値が上がるだろうか?

 

という悪魔のささやきが聞こえてくるのです(笑。もちろん、これから数学の重要性がますます上がることは認識にしています。個人的には文系でも経済・経営系の学部は入試科目で数学を必須にすべきだとも思っています。しかし現状、数学不要で受験できる学校はたくさんあります。

 

受験というゲームにおいて、それがルールで認められているのだとすれば、利用した方が賢い選択なのも事実です。

 

長距離走の選手がわざわざ短距離で試合に挑む。似たような場違い感を二郎には抱いてしまいます。また、国立受験に失敗すれば、私立に進学するわけで、、、その場合、二郎の数学力で私立理系はどこまで太刀打ちできるのか?四工大どころかそれ以下も厳しい?文系なら頑張り次第では上位難関私大を狙えるかもしれないのに、、、と思ってしまいます。

いま、二郎は自分なりに頑張っています。それを知っているので、口出しはしませんが、親としては

 

自分の適性を見極めてうまく立ち回った方が得

 

と、どうしても考えてしまいます。もちろん、彼には理系に進みたい理由があるのでしょう。その理由を最大限尊重してあげたい。。。ただね、、、彼が進もうという道は

 

数学たのしい

 

とナチュラルに思える子たちがわんさかいるのです。果たして彼がその中に居場所を作ることができるのか?その前に受験を戦えるのか?社会の厳しさを知っている年長者としては悩ましい日々です。

 

、、、、ま、とはいえ、見守るしかないですけどね(笑。以上、単なるボヤキでした。お付き合いいただきありがとうございました。