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本日から二郎は一人で学校に通っております。家からは少し距離がありますが、一人で登校するのは彼の強い希望でした。まだヒョコヒョコとしか歩けませんし、スピードも遅いですが、これなら普通に高校も通えるかもしれません。

玄関で二郎を送り出すと、数歩ごとにこちらを見て手を振ります。これは小学生から変わりません。中学3年ともなると、そういうことはしないと思うのですが、彼は続けてくれます。そして、角を曲がる時に、大きな声で

 

「いってきまーーす」

 

と両手を振ってくれます。知り合いや友人のお子さんが反抗期だったり、親と口をきかなかったりする中、二郎はなんなのでしょうね。私の反抗期はかなり酷かったので、親子でもこんなに違うのか、、、と驚いています。

新しい学校は本当に良い学校のようで、二郎は楽しく通っています。昨日は病院の日だったため、途中で帰ることなったのですが、玄関で待っていると友達が二郎を呼びだしてくれました。もうすっかり新しい環境に馴染んでいるようです。

 家に帰ると学校のことを色々と話してくれます。体育の授業は○○だったとか、△△ちゃんと▽▽ちゃんがあることを巡って争っているとか、隣の◎◎くんは数学が得意だとか、、、

あまりに楽しそうなので、こういうことは聞くものじゃないな、一瞬躊躇いましたが、、、聞いてしまいました。

 

「以前の学校と今の学校、どっちが楽しいの?」

 

すると二郎は、、、

 

「どちらにも友達がいるからその子たちに優劣は付けられないけど、今の中学校の方が僕には合っているかな。勉強のスピードも学校の距離もいい感じ。あと、、、」

「あと、、、なに?」

「今の学校は宿題もテストも緩いからかもしれないけど、教室の雰囲気がギスギスしていないかな。僕はそれが一番好き」

「いまの学校は緩いか?」

「うん、緩い。でも、そこがいい!」

「女子もたくさんいるしな(笑」

「それ重要です(笑」

 

学校を辞めた時は周囲から「苦労して入った学校なのに勿体ない」と言われましたが、いまの生き生きした二郎を見ると、やはり辞めて良かったというのが正直な感想です。じゃあ、「中学受験しなければ良かったのでは?」と言われそうですが、私は中学受験はして良かったと思っています。中学受験をしたからこそ、大変さを知ることができましたし、現在の

 

無理はさせない

塾にはいかせない

 

スタイルに落ち着くことができたのです。通っていた私立中学は「無理はさせない」では、付いていくことができない学校でした。学校との相性が悪いのなら、いち生徒でしかない二郎が辞めるしかありません。

このブログの読者には、二郎がかつて通っていた学校にお子さんを通わせている親御さんがいらっしゃるようです。私はその学校を貶すつもりは全くありません。あの学校は多くの子が有名私大に進学していますし、数こそ少ないものの、東大・東工大・一橋をはじめとする難関国大に合格する子もいます。大変立派ではないですか。ただ、二郎はその学校についていけなかったのです。

 ただ、、、私はその学校のカリキュラムが最後まで好きになれなかった。これは個人の感想ですよ。嫌悪感を覚える方がいらっしゃるかもしれませんが、私の感想は感想ですからね。それを変えるつもりはありません。

私立中学を辞めてから二郎にとってはマイナスなことしか起きていませんが、私はこれからもサポートしていこうと思っています。二郎に付きっきりでプレッシャーをかけ続けるのか?逆です。

 

少ない勉強量で合格できるようにアドバイスをし続けます

 

二郎はますます無理ができない体になってしまいました。今まで以上に勉強量を絞っていこうと思います。その内容は折に触れ書きますね。皆様、これからもよろしくお願いします。