ご存じの方も多いけれど
サッカーは決着がつかず、
延長でも決着がつかなければ
PK戦というものにもつれ込むことがある。
このPK戦というのが
『決めて当たり前』ぐらいに思われるんだけど
約80%の成功率。
絶妙に丁度緊張するぐらいの成功率なのだ。
それゆえに、キーパーと、キッカーの超心理戦。
PK戦で生まれるドラマも多い。
（日本代表で言うと、2004年のアジアカップ、ヨルダン戦とかね）
このPK戦なんだけど、
表面上はとても単純なルールなため
めちゃくちゃ研究結果があります。
助走の長さやら
笛から蹴るまでのスピードやら
それまでの出場時間の長さやら
こうしたら入りやすいとか、止められやすいとか
ありとあらゆることがデータで出ているんですが……。
その中に一つ、面白いデータがあります。
PK中にチーム全体で喜んだ方が
PK戦に勝つ可能性が高い。
まさかの、PK戦の外側に
PK戦の勝つ秘訣があったのです。
ずっと静かに見守るチームあるじゃないですか。
キッカーと、キーパーの一対一の戦いだから
遠くで願うだけのことも多いPKです。
でも、味方のキーパーがセーブしたり
味方のキッカーがゴールした時に
大きくみんなで喜ぶチームのほうが
少し、勝つ可能性が高くなったんです。
これは、私の憶測だけど、
大きく喜ぶことで心が嬉しい状態“救世主みたいな状態”を保てたり
喜びを先に体験しておくことで、心がプラスの状態を保てたり、
そんな作用があるとは思うのですが、
大きいのが
“失敗したらだめだ！”という心理状態じゃなくなるから。
だと思っています。
静かに見守るだけのチームってさ、
もし自分がキッカーだったら
“失敗したらだめだ！”と思っちゃうじゃないですか。
バスケのフリースローで「シーン」としたら
外しちゃうのと同じ理屈で。
みんなと喜び合って、コミュニケーションをとることで
『大丈夫だ』と思えるってことですね♪
大丈夫だ
そう思うだけで、
私達は成功確率が上がるんだ。
だからどんなときも思い出すんです。
大丈夫だって。
緊張するときも
土壇場でも
迷ってるときも
大丈夫だって。
それで、小さなことでも喜ぶといいの。
誰かのゴールを一緒に喜ぶように
誰かの活躍もいっしょに喜ぶといいの。
大丈夫になってくるから。
美言3334『大丈夫だよ♡』