格好いいとは、
格好悪いの対極にあるのではなく
格好悪いの先にある。
恋はだいたい不格好だ。
情けない自分がいて、
小さなことに悩む自分がいて、
下手くそなデートをする自分がいて、
馬鹿みたいに追い求める自分がいて……。
でも、人を心から愛することは、
とても格好いい。
格好いいは、格好悪いの先にある。
格好いいと、格好悪いは対極ではないのだ。
人が前に進む姿はだいたい不格好だ。
知らなくて恥をかき、
できなくて恥をかき、
もがいてもがいて不格好になる。
でも、前に進もうとする姿は、
とても格好いい。
格好いいは、格好悪いの先にある。
格好いいって
不格好を通過しないと
やってこないのです。
何かを始めたら、だいたい不格好からスタートだ。
何かにチャレンジしても、
何かに一生懸命になっても、
だいたい不格好からスタートする。
動画を始めたら、不格好からスタートだ。
文章を始めたら、不格好からスタートだ。
運動を始めたら、不格好からスタートだ。
格好いい人は必ずそこを通って格好良くなる。
すべてのプロが、初心者を経由するように。
逆に、格好つけて、それっぽいことを言いながら
評論家のように安全地帯から偉そうにしているのは
とても格好悪い。
本当の意味で、格好良く生きたいなら、
不格好な自分を受け入れよう。
恥もかいて、
余計なプライドも捨てて、
失敗したり、情けなかったり。
それでも進もうとする姿は、
たぶん世界一格好いい。
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美言3166『格好悪いの先に、格好いいはある』