ハッピバースデートゥーユー♪
ハッピバースデートゥーユー♪
ハッピバースデー ディア あーなたー♪
ハッピバースデー
トゥーユー♪
ふぅー
お誕生日は、だいたいこの形でおこなわれます。
真っ暗の中、
ケーキにさしたロウソクに火をつけて、
ふぅーっと息を吹きかける。
これがバースデーソングを歌う時
一番多い形です。
ところでさ
なんで真っ暗にするの？
お誕生日なんだから明るい方がいいじゃん！
happyなんだから明るい方がいいじゃん！
なんで真っ暗にするの？
もちろん正解は、
真っ暗なほうがロウソクの光が綺麗だからです。
ロウソクの光を見たい時や
アロマキャンドルをつけるとき、
多くの場合、電気を消します。
その方が、ゆらゆらとゆれる
ロウソクの光が綺麗だからです。
綺麗に見るには『闇』が必要不可欠なのです。
これが何を意味するかと言うと
光を感じたければ
闇が必要なんだよ。
と誕生日のたびに思い出すためです。
（上野家調べ）
花だってさ、太陽で育つけれど
闇がないと咲かない花がいっぱいあるのです。
光を当て続けたら咲かない花がたくさんある。
花が開くには、闇が必要なのです。
それにさ、あたたかいと花が咲くけれど、
冬がないと咲かない花もいっぱいあるのです。
あたたかいだけじゃ咲かない花がたくさんある。
花が開くには、寒い時期が必要なのです。
画家たちはさ、
光を描く時、一番に闇を描くんだよ。
闇を描いた中に、光が生まれる。
星たちはさ、
闇があるから見えるんだよ。
いつも空にあるのに見えるようになるのは
闇があるから、星という光が生まれる。
うまくいかない時期も、
心にある闇の部分も、
つらいと感じる時期も、
光を描くために必要なものなんだ。
それでさ
バースデーソングを歌い終わった後、
私達はその光を消すんだ。
ふぅー！
と息を吹きかけて光を消す。
目の前は真っ暗になる。
そう、真っ暗だ。
なんでわざわざ
真っ暗にするの？
真っ暗でも、深い闇の中でも、
心が嬉しいと、happyなんだ。
どれだけうまくいかなくても、
心が嬉しいと、happyなんだ。
それを誕生日のたびに思い出すために
ロウソクの火を吹き消し、真っ暗にするんだ。
（上野家調べ）
なんで私達は真っ暗でもhappyなの？
電気をつけた時に、
自分の周りを囲む人達がいるからだ。
関わる人がいる。
それはどれだけ深い闇の中であっても
あなたの心を照らす光になるんだ。
私達は、この世界にうまれてくるとき
真っ暗なトンネルを通ってきました。
何も知らない状態で
何の知識もない状態で
真っ暗なトンネルを通って
この世界にやってきました。
真っ暗な闇から光をみたとき、
あなたの誕生を祝う人達がいました。
それを誕生日のたびに思い出すために、
真っ暗の中でしあわせを
感じることをするんです。
（上野家調べ）
つらいとき
あります。
うまくいかないとき
あります。
泣きたいとき
あります。
そんな闇の中で、しあわせそうに踊ろう。
それを光と呼ぶんですから。
ハッピバースデー♡
生まれ変わったあなたへ。
めしょん
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