こんにちは、めしょんです。
道が開ける唯一の手段は
未知の向こうを知るでもなく、
誰かに質問するでもなく、
『行ってみること』
私の旦那さんのおじいちゃんの話です。
旦那さんのおじいちゃんは、
２００年以上、代々続くお店をやっていました。
京都の伏見稲荷の参道にあるお店です。
そこでは稲荷名物の『すずめ』が売られているのですが
「どんな味なんですか？」と聞いたら
『食べてみたらいいよ』
って言うんです。
はい。
まったくもってその通り。
目の前にあるんだから食べてみたらいい。
「レバーに近い味だよ」って教えられても
誰かの主観なだけで自分はまったくわからない。
それ以上に危険なのは
食べてもいないのに「わかった気になる」というやつだ。
わからないことは、食べてみたらいい。
そんなわけで伝えさせていただきます。
レバーに
近い味だよ
でね、すずめとうずらが店頭で売られてるのですが
こんな感じで書かれてるんです。
すずめ（１串） うずら（１串）
５００円 ８００円
ただ、これだけです。
（値段はうろ覚えなのでだいたいです）
だから、スタッフの一人がこう言ったんです。
「これって足し算するだけでいいんで
セット価格書いておいた方が
セットで買ってくれる人増えるんじゃないですか？」
そうすると、こう言うんです。
『やってみたらいいよ』
さすがは商売繁盛の神様が降臨した男！
その言葉から５分後には
すずめ１串 ＋ うずら１串 １３００円
すずめ２串 ＋ うずら１串 １８００円
すずめ３串 １５００円
というような、見やすいセット価格が並びました。
それだけでセット買いが倍増。
飛ぶ鳥を落とす勢いで倍増。（すずめなだけに）
でね、立って食べるお客さんが多かったんだけど
観光だから色んな荷物があるんですよ。
その上に、串焼きを持つと、食べにくいですよね。
だから、スタッフの一人が
『椅子でも置けたらいいんですが……』
と漏らしたら
「やってみたらいいよ」
って言うんです。
そこに椅子があればいいと思うなら置いてみたらいい。
そこにしか答えはないからね。
そんなわけで、即座にお店の前に椅子を用意しました。
そうすると、その椅子に座って食べる人が、
お店を背景に、すずめの画像を写すようになったのです。
椅子ひとつ置くだけで
お店の画像と、すずめの画像が
世界に拡散されていくのです。
やってみなきゃわからないこと。
やってみたらわかることが沢山ある。
誰かに「こうしたらどうなりますか？」
「成功する秘訣はなんですか？」
と聞いても、誰かの成功談を聞かされるだけ。
あくまでそれはその人の物語だ。
やってみたらわかる。
行ってみたらわかる。
食べてみたらわかる。
「ここに椅子があったらいい気がする」
そう思うなら、やってみたらわかる。
「タイトルをまったく読めない【％＆＞＃】
とかにしたらどうなるんだろう？」
そう思うなら、やってみたらわかる。
「メイクを濃くしてみたり男装してみたらどうなるんだろう？」
そう思うなら、やってみたらわかる。
ごくごく当たり前なんだけど、
そこにしか答えはないのです。
ウォルトディズニーの言葉でも
夢を叶える方法は、
「自分でやってみることのみ」と言っています。
彼はそう言って夢の国を作ってみたのです。
「こうしたらどう思われるだろう？」
「怒られるかもしれない」
「きっと叩かれるだろうな」
そうやっていくつもいくつもの夢が消えていくけれど
やってみたらわかる。
やってみなきゃわからない。
やってみたら、結果が出る。
それしかないんだよ。
ダイエットだってね、
美容やメイクだってね、
ビジネスにしたってね、
自分でやってみたらわかる。
この当たり前の言葉の中に
答えはあるんだよ。
誰かに聞くだけ聞いてわかった気になるより
ずっとずっと、その方がいいよ♪
あでゅ♡
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美言1909『やってみたらわかる』