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エントリー⑱

ペンネーム 浜っ子パパ

 


 ~「此処から夢が始まる!」~

 


「人生で一番嬉しかった事って、何ですか?」
「娘が産まれたことかな」
今年1月、友人に聞かれて、そう答えた瞬間、
今の妻と目が合った。

 


3年前に出会った俺たちは57歳と39歳。
できるかどうかわからないけど、俺の「人生で一番」を
妻と共有したいと思った。

 


「息子つくるぞ!」って、宣言した夜があった。
それからしばらくして妻が言った。
「あの夜、できたかも・・・」

 


授かった子供の性別もわからないのに、勝手に2人で
男子と思い込み、名前も決めて、
お腹に向かって呼びかけていた。

 


妊娠6か月、定期健診。
エコー検査で心臓の鼓動を聞いただけで感動した。

 

医師に尋ねた。
「そろそろ性別わかりますよね?」
「男の子です」

 


妻と2人でウルウルした。
ずっと息子が欲しかった・・・・・・。


 実は結婚は、3回目。
 23歳、「できちゃった婚」。死産が原因で1年も満たないで離婚した。
 もう一生結婚もしないし、まして子供なんてありえないと思っていた。
 偶然にも、同じ時期に両親も妹も離婚。

 

 誰にも頼れず、「死にたい!」と思った。
 そんな俺だったが、34歳、再婚した。
 拒食症の妻と不妊治療して奇跡的に2人の娘を授かった。
 「3人目は男の子ね」と頑張ったが、叶わなかった。
 22年連れ添った妻は4年前に亡くなった。
 「男の子を育てたい!」ずっと、それが俺の夢だったんだ。

 57歳、再々婚。「バツイチ、ボツイチ」なんて言われてた俺が、
 18歳年下の妻と、またしても奇跡の「授かり婚」、念願の男の子だった。
 20歳と18歳となった娘たちからも祝福された。


6カ月の妊婦健診の帰り道、中学校の校舎に掲げられた
横断幕の大きな字が目に飛び込んできた。
「何かのサインか、アレ(笑)」と、俺は妻に話しかけた。

思わず、口ずさんだ。

 

 

「此処から夢が始まる!」か!
なんだかスキップしたいくらいワクワクした。


令和元年10月23日、超難産の末、

母子共に無事、元気な男子出産。

 

「ありがとう!生きてて、いいんだ、

俺は生かされてる、生きたい!」
そんなふうに思えた。

 


この歳で、まさかの「父」になって思う。
存在そのものが、誰かの勇気や元気になっている。
だから、あなたも「存在」してるだけで価値がある。

 


人生には悲しいこと、辛いことのほうが多いけど、
誰もが「生きてて良かった」て思える瞬間を味わえる。
それを俺が体現して、発信していく。

 

 

「何があっても大丈夫だよ!」

夢は道をつくる。今、まだまだ夢の途中。

 

エントリー⑱

作 浜っ子パパ


 

 

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