自分の短所ばっかり見ると、
誰かの短所ばっかり見てしまう。
ｂｙ メッショリーナ・メグリーナ
こうして、文章を書くことをしていると
沢山のことに注意しながら書きます。
漢字が多すぎないか？ とか
ひらがなが続きすぎていないか？ とか
言葉のリズムはとれているか？ とかですね。
例えば、
力強い言葉がいいかと言うとそうではなく、
優しい言葉がいいかと言うとそうでもない。
両方ともあると、それぞれが強調され、
とてもいい文章になります。
他にも
短文で、明確に！ という文章がいいかと言うとそうではなく、
長文で、深く！ という文章がいいかと言うとそうでもない。
ただ、両方ともあると、それぞれが強調され、
とてもいい文章になります。
他にも
抽象度が高い文章がいいかと言うとそうでもなく、
具体度が高い文章がいいかと言うとそうでもない。
ただ、両方ともあると、それぞれが強調され、
とてもいい文章になります。
人前で話す話し方でも同じです。
ずーっと大きな声は嫌でしょ？
ずーっと小さな声も嫌でしょ？
強い思いを持っている所は大きく
そして、本当に大切なことはささやく。
それで、聞きやすい話し方になります。
同じように
ずーっと高い声は嫌でしょ？
ずーっと低い声も嫌でしょ？
これも同じように、うまく使い分けると
聞き手が聞きやすい話し方になります。
さて、短所や欠点で悩む君よ。
長所と短所、両方あると、君に味が出るそうです。
人間味が出るそうです。
長所だけでも、短所だけでも、かたよってしまうと
無味になるみたいです。
短所は君の隠し味になっているみたいです。
隠し味のことを人は愛嬌と呼びます。
愛嬌のある人はとても愛されます。
短所に悩みながら読んだ君へ。
君の中に愛嬌が一杯に満たされますように。
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美言1465『君の味を作っている、隠し味』
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