～すべてのことは、どこまでいっても人である～
京都は、京都駅を中心に、
北に行けば祇園四条などの繁華街へ、
南に行けば酒蔵が並ぶ酒処、伏見にあたる。
そんな伏見の中でも、
酒蔵や商店街から離れたロードサイドにその店はある。
国道一号線沿いにあるアンペイジだ。
以前に紹介したこともある通り、（以前、紹介した記事）
ロブションや、カシータのサービスも素晴らしいけれど
私はこのアンペイジさんのサービスが大好きだ。
以前、このレストランに行った人のブログを開いたことがある。
そのブログ主さんは、
コースのお肉なんかをパンに挟んで食べるのが好きらしく
いつも、そうして食べていたそうでした。
そして、その日も、パンに挟んで食べようかと思っていたところ
サービスの男性が近寄ってきて
「こちら、コースには記載のないものですが、
いつもパンに挟んで食べておられるので作らせてもらいました」
と伝え、ブログ主特製バーガーを作ってくれた。
そんなエピソードが書かれていました。
このエピソードは、特別なものではなく
このレストランでは呼吸をするように
こう言ったことを当たり前のようにやってくれます。
私が今まで食べたものは当然すべてわかっていて
食後に会話をして、その中でリサーチした内容や好みも
すべて、顧客ごとに管理されている。
情報はそれだけじゃなく、お客さんの表情や仕草
すべてをコミュニケーションとして取り入れて考え
一人一人をもの凄く大切にされるお店です。
（左が安平次さん）
私が19歳のときに働いていた飲食店で、
オーナーが教えてくれたことがあります。
「お客さんは食事をしに来ていると同時に、大切にされに来てるんだ
だから俺たちは美味しい料理を出すだけじゃなく、心から大切にしなきゃいけない」
その言葉通りのお店が、このアンペイジさんです。
そんでさ、何が凄いかってね。
私が以前に、クラウドファンディングをおこなったとき
すぐさま支援して下さったのが安平次（アンペイジ）さんなんです。
飲食店とお客さんの関係だったらなかなかないじゃないですか。
むしろ、お客さんの活動なんて見ないじゃないですか。
お客さんが普段何してるかなんて知らないじゃないですか。
違うんです。
安平次さんは、お客さんがお店にいないときも
お客さんのことを知ろうとするんです。
もちろん、プライベートを覗き見ようとかそう言うのではなく
何が好きなのかな？ 趣味は何かな？
どんな所に行くのが好きで、何に怒り、何に悩み、何に喜ぶんだろう？
そんな人に、私は何ができるだろう？
そうやって、いつも考えている人で
飲食店とお客さんではなく、「人」と「人」なんです。
お客さんがお店にいない時に、お客さんのことをずっと考えているんです。
だから、お客さんも、お店に行っていないときも、お店のことを考えるんです。
ある、アプリを制作している人が言っていて、
「なるほどな」と思う言葉がありました。
「勝つアプリは、アプリを開いていない時に
どれだけアプリのことを考えてもらえるか？」だと。
ゲームアプリなんかで、時間が経つと何かがもらえたり、
収穫できたりするのはそう言うことです。
アプリを開いていないときも、アプリのことを考えてもらえたら勝てる。
その工夫を彼らはずっと考えていると言うことでした。
これは、ブログであっても、お店であっても同じ。
ブログを開いていないときに、ブログのことを考えてもらえたら
どれだけプラスの連鎖が起きるだろう？
そんな風に思いながら、いつもブログを書いています。
少し話がそれちゃったね。
こうして長々と、アンペイジさんのサービスを語ってるんですけど
何でかって言うと
アンペイジさんはとても美味しい料理を出してくれます。
食材も、厳選されたものを使い、珍しい食材も沢山出てきます。
店内もとても綺麗で、食器や調理器具までピカピカです。
サービスもとても温かく、隅々まで愛を感じます。
でも
でも
でも！！
人が歩く立地にないからなかなか知られないんです！
しかも完全予約制だから、
偶然お客さんが入ってきても提供できないんです！
なのに、何の広告も打たないんです！
だから、お店のファンがこうして口コミするしかないんです笑
回し者でもなんでもないです。
お店に行くと、大切に大切にしてくれるから
お店から出たら、私が大切に大切にしたくなるんです。
もし、京都に立ち寄ることがあれば是非行ってみてください。
最高の時間を過ごせると思います。
あ、完全予約制なので必ず前もって予約してからね♪
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