神々達の対談続編!!

第一話をまだ見ていないなら

この記事の続きだから、目を凝らしながら読み返そう!

 

 

 

 

 

 

オードリー・ヘプバーン

「そうね……じゃあ、輝くと言うことについて教えてあげる」

 

 

ヘプバーンは足を組んで話し始めた

 

 

『成功じゃなくて、輝く、ですか?』

 

 

「あんたが思ってる成功ってなに?

きっと世間の刷り込みだと感じるわ。

結婚して幸せな家庭・お金を持つこと・出世すること

素敵な家をもつこと・イイ車に乗ること…そう言った状態のことでしょ?

 

成功って言うのは、何かを持っているという状態の名前じゃないのよ。

 

成功とは、『あなたがあなたで生まれて本当に良かった』と

満たされ続けている心のことよ。

だからあなたが輝くこと。輝こうとすること。それが成功への道なのよ」

 

 

 

『そりゃあ、私だってヘプバーンさんみたいに輝きたいですよ!

ただ、なんて言うか、こう

色々と与えられたものがフェアじゃないというか…』

 

 

ヘプバーンは足を組み直し

ギラリと目を光らせ言い放った。

 

「なに言ってるの。

わたし、完全にマイ・フェア・レディよ

 

 

ヘプバーンは、松陰の方に向かって

(出演映画作品を言えたの3つ目!)みたいな顔で、3本指を立てた。

 

松陰も(うんうん、今のよかった。)

みたいな顔をしていたので私はイラっとした。

 

 

 

松陰が口を開いた

 

「まぁ、言わんとすることはわかるが

バーンちゃんの生い立ちとか知ってる?

 

 

いや、もうここでは言われへんことばっかりやでな。言えるので言うと

栄養失調にもなっとったし、重度の貧血や呼吸器障害、浮腫にも悩まされ

餓死寸前までいっとったりな、餓死やで餓死?

まぁ大戦なんかがあった時代やからな。

 

 

女優として脚光を浴びてからも

輝かしいように見えて、波乱万丈やってんやで?

でも、それでもバーンちゃんは輝こうとしたんや。

だから今も、、ファンがめっちゃ多いわけやな。

フェアかどうかで言うと、自分の方がめっちゃ恵まれてるで。」

 

 

 

私はそんなことも知らず

彼女の輝かしい部分だけを見ていたことを知り

自分はずっと、できない理由や言い訳を探してるのかを感じた。

そんなわたしをかばうようにヘプバーンは口を開いた

 

 

「わたしが言いたいのは

あなたの中には、しょっぼい自分と、とんでもなく輝ける自分

両方ともが存在すると言うこと。

 

もちろん、私にもしょぼい自分と、とんでもなく輝ける私

両方ともが存在するわ。ただ、輝ける私を選択し続けただけ。」

 

 

『いえ…わたしなんて本当しょぼいですし

何やってもだめで、だから変わりたいんです』

 

 

ヘプバーンは私の部屋に置いてあるバランスボールに乗り

その上でクルクル回りながら「あちし回るわ、白鳥のごとし」と
一人でバレエ経験をアピールしながら言った。

 

 

「だからそれを言ってんのよ。

『わたしはしょぼい』とか『私はだめ』って言ってる方が楽なのよ。

そんな自分をこの瞬間選んでるだけ。

 

いいかしら?

 

しょぼい自分を選んでいる方が安全だからそうしてるのよ。

失敗しないからね。

でもそれはショートスパンで見たら失敗じゃないように見えるけど

ロングスパンで見たら大失敗よ?

 

もう一度言うわ。

 

しょぼい自分だけじゃなく

とんでもなく輝ける自分もあなたの中に存在するのよ。」

 

 

私は胸に手を当てながらそんな自分を感じようとした。

 

『わたしにも…輝ける自分が……。』

 

 

 

ヘプバーンはバランスボールの上でさらにクルクル回りながら続けた。

 

「例えばこのだまし絵見たことあるでしょ?」

 

 

 

一時、インターネットでよく見た

右回転にも、左回転にも

行ったり来たりするパターンにも見える不思議な映像だ。

 

 

『はい。時計回りにいつも見えるんですが

時々反対周りになって、そうなったら戻らない不思議な映像ですよね!

会社とかでも流行りました!』

 

 

 

「そう、人はどちらか片方の現実しか認識できないのよ。

時計回りだ!と思えば、時計回りしか見えない。

反時計回りだ!と思えば、反時計回りにしか見えない。

 

でも、実際は両方ともが正解で、両方とも現実。

 

わかる?アナタは今、「私はしょぼい!」と思ってるから

その現実しか見えないわけよ」

 

 

この動くトリック映像にそんな解釈が隠されていたなんて知らず

ヘプバーンの言う通り、私は常に逃げていた。

時々、輝きそうな自分が出てきそうなときもあったかもしれないけど

必死でダメな自分でいようとした。その方が楽な気がしたからだ。

 

 

「『これが自分なんだ!』

って強く感じる方が現実になるのよ

いい加減、輝く自分を信じなさい。」

 

 

『…わかりました。私もヘプバーンさんみたくなりたいので

そんな自分を信じていきたいと思います!』

 

 

「じゃあ最後に一つだけアドバイスよ

あなたの評価は他人があなたをどう言っているかより

あなた自身が他人を何と言っているかに現れる。

 

自分自身から溢れる声を魅力的にしなさい。

魅力的な人は、必ず魅力的な言葉を使うわ。

 

誰かの話をするときも、誰かに話をするときも

魅力的な言葉を使う女性になりなさい。

それであなたは輝き始めるわ」

 

 

そう言って、松陰とヘプバーンは鏡の中から消えていった。

最後の方は見せ場のなかった松陰は、少し寂しそうな顔をしながら

ヘプバーンに向かって松ぼっくりを投げていた。

 

 

『また!…会うことはできますか!?』

 

どんどん薄くなる二人に私は叫んだ。

 

 

 

松陰とヘプバーンは、笑いながら空を指さした。

 

 

 

 

「あぁ、大きな松の木の下で」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

美言1076『魅力的な言葉をはなて』

 

※関連する記事

神々達の対談1

神々達の対談2

神々達の対談3

ありえないIT教室

 

 

 

 

いよいよ発売

ONE OF THE MOVIE DVDはコチラ

 

 

 

 

 

プレゼント本としても定着してきてると噂の
めしょ本♡手に入れてね♪

世界でいちばんうれしい言葉 (リンダパブリッシャーズの本)/泰文堂
¥1,404
Amazon.co.jp




書籍化が熱望されまくってるめしょん公式LINE@
友だち追加してね♪

友だち追加数

 

 

 

皆様のおかげで2400名突破♪無料メルマガ読むと可愛くならずにはいられない!アナタも30日でかわいくなる方法
メルマガ登録はコチラから♪


ワタシのフェイスブックはコチラから
(お友達申請下さる時は何か一言メッセージ下さいませ)

ワタシのtwitterはコチラから