当日の行程はこちら

ペトラ遺跡は通常は18時までしか見学できませんが、
週に3回(月、水、木)だけ、ペトラ・バイ・ナイトといって、
エル・ハズネをライトアップし、ベドウィン音楽などを聞かせてくれるイベントがあります。

思えば今回のヨルダン旅行の日程決めは、
このイベントにいつ参加するかを決めることから始まったのでしたビックリマーク


まずは余裕をもって遺跡入り口に行き、開門の時間を待ちます。
【とうとう】四十路女のありふれた日常-3871_ペトラ遺跡入り口。


あたりがだんだんうす暗くなる中、
両脇に灯りが等間隔に並べられた砂利道を、
イベント会場目指して黙々と歩きます。
日中も歩いた道なのに、灯りの効果でこんなに幻想的にキラキラ
【とうとう】四十路女のありふれた日常-3875_夜のペトラ。


あたりは真っ暗なので、基本的には各自懐中電灯を携帯しています。
ただ、歩き出す前に遺跡のスタッフさんから、
手持ちの懐中電灯はなるべく下を向けるように指示があります。
この幻想的な雰囲気を壊さないようにという配慮。
【とうとう】四十路女のありふれた日常-3876_夜のペトラ。


ちなみに灯りの1つ1つはこんな感じ。
灯りの間隔はだいたい10mぐらい?
徒歩1時間ぐらいの道のりの両脇に、
短時間に美しく並べるのって、結構大変だろうなあ。
【とうとう】四十路女のありふれた日常-3880_灯りのアップ。


そしてようやく、エル・ハズネ前の広場に到着ビックリマーク
一番前のど真ん中を陣取ることができてラッキー音譜
私のカメラでは全然うまく写らなかったけれど、
この灯りのじゅうたんの向こう正面に、エル・ハズネが浮かび上がっています。
イベント開始前には、熱いシャイコーヒー(ヨルダンによくある甘い紅茶)がふるまわれます。
モロッコでガブ飲みした甘い紅茶とよく似てる???
【とうとう】四十路女のありふれた日常-3883_エル・ハズネ前。


イベント開始、まずはベドウィン音楽から。
最初は弦楽器演奏、次がこの笛吹きだったかな。
灯りの間を歩き回りながら演奏しているところ。
【とうとう】四十路女のありふれた日常-3888_ベドウィン音楽中。


せっかくなのでエル・ハズネの佇まいもお見せしたく。
これはペトラで知り合った日本人から、後日送ってもらった貴重な写真。
【とうとう】四十路女のありふれた日常-160_ライトアップされたエル・ハズネ。


そして帰り道。
ちょうど山から顔を出した月の、まぶしいこと満月
【とうとう】四十路女のありふれた日常-3899_月とペトラ遺跡。


ペトラ遺跡のこのイベントは、
商業的と言ってしまえばそれまでなんだけど、
私はとっても満足したのでした流れ星