スターリニスト中国による不当、非科学的な言いがかりで日本産海産物が輸入禁止され、関係漁業関係者には痛手となっている。
 

合計110万円もの巨額補助金でスターリニスト中国のEV購入を支援​

​​ その最中の先日9月20日、スターリニスト中国の世界第2位の電気自動車(EV)メーカー「BYD」が日本で小型EVの「ドルフィン」(下の写真の上=深圳にあるBYD本社;下の写真の下=ドルフィン)を売り出した。​​

 

 

 

 こんな時期に、よくもまあ、とその図々しさに驚くが、もっと驚くのは、日本政府と東京都の対応だ。

 EV購入に政府は65万円、東京都は都民購入者に45万円、合計110万円もの補助金を出す。ドルフィン標準車の価格は消費税込みで363万円だから、まるまる補助金をもらうと253万円で手に入る。実に価格の3分の1近くもの補助という大判振る舞いだ。
 

スターリニスト中国のEVの席巻に支援する売国の策​

 日本はEV後進国だから、補助金で普及を後押ししようとするのが、政府と東京都の狙いなのだろうが、トヨタなどの生産態勢が整わないうちにBYDが上陸してきた。事実上、スターリニスト中国への補助金に他ならない。このままでは、日本のEV市場は、日本勢の態勢が整わないうちに、BYDに席巻されるだろう。

 僕は、怒りがこみ上げてきて、収まらない。

 地球温暖化対策として自動車の電動化を後押しするのは、世界的潮流だ。しかし、それがスターリニスト中国を利するとすれば、絶対に間違っている。

 分かりやすい言い方をしよう。日本国民の税金でスターリニスト中国の企業に支援するのだ。
 

補助金は国産と友好国のEVに限るべきだ​

 アメリカでは、この種の補助金はアメリカ製のEVに限っている。

 まして冒頭のような不当な日本産海産物の輸入禁止がある。

 売国のボンクラ官僚と政治家が、日本国民の税金でスターリニスト中国の企業を援助するなど、とうてい容認できない。自民党の良識派は、ぜひ是正に立ち上がって欲しい。

 例えばEV補助金は、国産車と日本との友好関係にある国(例えば自由貿易協定を結んでする国)に限るべきだ。


昨年の今日の日記:「エチオピア紀行(179):NME=目玉の『ルーシー』とその発見の波紋」