さらに進むと、硫黄の黄色に縁取られた水色の熱水プール(下の写真の上3枚)の向こうに、何か構造物が見える(下の写真の一番下)。硫黄か何かの採掘場なのか。
プールの先の構造物らしい物を遠望し(写真)、ダロール火山のへりに戻る。
僕らを警護するはずのエチオピア軍兵士が談笑、緊張感は無し
硫黄を含んだ熱水に浸されたのか、黄色い岩塩表面が波打っている。
ダロール火山の「噴火口」から離れると、岩塩の隆起した土地に戻る。そこで、僕たちを警護するはずの3人のエチオピア軍兵士が談笑している(写真)。
緊張感など、まるで感じられない。
色とりどりの熱水プールを後にしてた僕らの前には、それからは褐色と白だけのモノクロームに近い風景が現れた(写真)。
再び塩砂漠を遠望
ダナキル低地は海面下100メートルの盆地なので、海面下の火山とはいえダロール火山は、さすがに低地より高い丘になっている。
見ると、手前に来た時と同じ土砂混じりの岩塩層が広がり、遠くにダナキル低地の塩砂漠が遠望できる(写真)。
僕らより後にダロール火山観望のツアー客が続いているらしく、11台もの4駆が止まっている(写真)。そのうちの何台かは、僕らが乗ってきた車だ。
最近に降雨か、塩湖が
そして目を右に移すと、ダロール火山の下に塩湖が輝いていた(写真)。
年に何ミリも降らないはずだが、たまたまつい最近、降雨があったらしい。
岩塩は水を通さないので、僅かに雨が降った後だけ、浅い塩湖が出来る。僕らの観ているのは、たぶんそれだ。
エチオピアで塩湖を観られるとは、幸運だった。
昨年の今日の日記:「日本の株長者で1兆円超は2人、SBGの孫正義氏とファーストリテイリングの柳井正氏だが、いずれも中国がらみの株安で目減り大きい」